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2009年3月29日 (日)

後の祭り

Img_0015 携帯電話のコマーシャルで沼と池の違いは?、というのがあり、お爺ちゃんと母親がが「河童が居るか居ないかだ」と言っているのがあったが、その伝で行くと麻機沼は河童伝説をもつ正真正銘の沼である。

麻機には、二ヵ所で”沼の婆さん”を祀ってあるお寺とお宮がある。沼の婆さんとは説明書きによると、「むかし、この沼のほとりに住む娘がお婆さんの病気快癒を願い浅間神社に願をかけに行く途中、沼に住む河童に引きずり込まれ死んでしまった。これに怒ったお婆さんが沼に飛び込んで竜神となり、河童を退治し、以後この沼の守り神となった」という伝説を持つ。

今日はそのうちお宮さんの方で大祭が行なわれた。大祭と言ってもごく近所の人だけで行なわれるマイナーなお祭り、多分地方新聞にも載らないくらいのものであろう。しかし、人ごみで屋台の間を潜り抜ける大仰な祭りも良いが、自分はこんな祭りが好きだ。

Img_0008 (左、長尾川土手の桜)自分は当初南沼上の大安寺での祭りと思い、長尾川沿いの土手の桜見物の後、行ってみようと歩いていたら、すれ違ったお婆さんから「朝から花火が揚がっているけどなんなのだろう」と聞かれた。一瞬「おやっ」と思った。

このあたりは、お寺から近い所なのにどうして、知らないのだろう。という気がした。でも、ぐるっと回ってきてみると、お寺はあっけらかんとして祭りの気配がない。

片付けられたにしては早すぎる。と、なると、山向こうの流通センター奥の諏訪神社なのかと、今度は山越えで向かうことにした。

上り下りとも竹林をなか標高100mほどの峠を越え、諏訪神社について見ると祭りは少し前に済んだようで後片付けの最中。まだ花火が揚がっていると午後になって出かけ、場所も確認しないで思い込みで向かったのがこの結果。文字通り「後の祭り」とはこのことか。

Img_0021numanobaasann 残っているのは祭りを象徴する幟と例によってその下に座敷を作り離れられない呑み助の一団が、祭り支度を片付ける人をよそ目に談笑し、親睦を重ねている図。   故郷の祭りなら自分は呑み助の一団に入っていることだろう。

鎮守の森から少し下った広場は風が遮られてぽかぽかと暖かい。青い空の下傍らには水仙をはじめ野の花が咲き出し、むかし、メーデーのデモ行進で暑くなった身体をビールで冷やした”山行き”  そんな雰囲気を感じさせる呑み会。知らぬ人ばかりながら懐かしさがこみ上げ、見ていたら「いよっ いっぱい呑んでけよ」。   そこは遠慮なく

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