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2009年4月 7日 (火)

流れ落ちる枝垂れ桜

Img_0040totizawa2 昨日登った安倍川筋、そして、カモシカを見て降った藁科川筋。何れも川の両岸のかなりの高さ(4~500m)まで桜前線は登っているようで、赤っぽい若葉をともなった山桜の花があちこちの山に島状の斑点を付けたように見える。

杉 桧などの常緑針葉樹の多い中で桜だけが花を咲かせているのは、桜好きの日本人だからだろうか。それとも何かほかに理由でもあってのことか知らないが、、、。

湯の島温泉から10分ほど降った大川地区から直角に左岸の山に登る。ここは突先山に登る道の一つ、前にも利用したことがあるが、桜の時期ではなかったのでこの枝垂れ桜を見るのは今回が初めてである。

2km弱登って道脇の駐車場に車を止めて歩く。先着一台のみでひと気もないところからもっと先まで持って行っても邪魔にならないと思ったが、少しくらい歩くのもまた気持ちの良い天気。

Img_0037 聖一国師の生家といわれる家の脇の斜面にある桜の大木。樹齢は450年とも600年ととも言われており、天辺が平らな感じの老木で幹が傷んできているようだ。

昨日の茶会で利用したらしい杉の切り株を片付け中の御主人らしい人が居たので挨拶をして見せてもらった。

花の盛りはもう過ぎたとのこと、咲き初めは赤いそうだが次第に白くなると言う。

遠くから見た感じでは白っぽい笠のような感じだったが、下に行って空を眺めると青い空をバックに小粒の花が赤から白といろいろな色を交えて垂れ下がっている。下の枝に桜の花が水しぶきのように流れ落ちてくる感じがする。(上の写真をクリックして見てください)

さすが、名木といわれるものには貫禄がある。若木の枝垂桜の桃色が強い木には「奇麗だね」という一言で次の桜に移るが、この水しぶきのような感じはしばらくその下から離さない。

枝垂桜で有名な身延山とはまた違って、ひと気のない場所で桜に対面する、、、。また感情移入が始まる。

帰り、道端のエンゴサクが可愛らしい桃色をして咲き、春蘭が丁度いまを盛んとして咲いていていたが、幸いと摘み取られた後もなかった。昨日来たと言う300人の茶会の人の関心は野の草に向けられなかったのだろうか。それとも何人が目に留め、愛でていったのだろうか。

今日の花。

左、ヤマエンゴサク、漢字で書くと”山延胡索”となる。難しい字だが薬草として名付けられたといえば納得するしかない。紫華曼の仲間。  右、春蘭。春明るい草刈場などで良く見られる。地味だけど好きな花。

Img_0036 Img_0061

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