カモシカが人馴れすると (高山716m)
今日は全国的に晴れて暑い一日であり、静岡もご多分に漏れず夏日を越えたようだ。
そこで、今日は市内の西側にある高山に水芭蕉をを見に行ってみた。高山という名の山は全国あちこちにあるが、静岡市にも三つはあり今日の山は水見色と足久保に挟まれた標高716mの山である。
この山最近になって、”高山自然の森”という名の下に道路が出来、手が加えられて標高500mくらいまで自動車で行けるようになり、公園化してしまった。
先日、会津に行って来たおり白川インターから奥羽山脈越えするとき、道端の雪が解けたばかりの湿地に水芭蕉が咲いていたので、此方の山ではもう遅いだろうと思ってはいたが、行ってみると疎らではあるが咲いていた。それも丁度計ったように、、、。
ただ、草丈が大きい、まるで別種のような気がするが、、、ひょっとするとこの池の主だった竜神にかかわりあってのことだろうか。
言い伝えによると、むかし、この麓の長者の娘のところに夜な夜な通ってくる若者がいたのを不審に思った母親が着物の裾に糸を付け、たどって行くとこの池に消えていたそうだ。
怒った親たちは、この池に焼けた石を放り込んだところ、この池の竜神がたまらず10kmほどはなれた鯨が池に逃げ込んだという。夜這い伝説は各地にあるが相手の竜神を追っ払ったというのは珍しく、その後の祟りはなかったのだろうか。そこまでは話しが続いていないようなので、中途半端みたいな気がするが、、、、
そして、帰り道今年三匹目のカモシカに遭遇する。こんなに逢うようではかなり数が増えているのだろうか、今度のは敏捷に逃げて行ったので「かなり人馴れしているな」「人馴れしていれば逃げないのでは?」の質問に「人馴れしていないのは人が珍しく、観察しようと立ち止まるけど、何度も見たのはこれは危ないと逃げるのさ、、」と迷回答。
それでも探したら、藪の影から窺がっていた。
.
今日の花。
左、房桜、フサザクラと言っても桜の仲間ではない。花弁も額もなくただオシベと雌しべがぶら下がったいる、今で言う”省エネか。 右、麓菫、葉っぱに艶があって花びらが白っぽい可愛らしい花。ほかの菫に比べてひと回り小さい。
| 固定リンク
コメント