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2009年4月12日 (日)

萌えに埋もれる御衣黄桜

Img_0013gyoikou 今日が日曜日だということも忘れて安倍川右岸の”千代みどりの森”へ行った。二輪草とホウチャクソウなどが見られれば、というのが理由。

案の定行ってみると、車が五台ほど好きなように止められており、厳重な足ごしらえとリュックを担いだ高齢者が十人ほどとリーダーらしき中年の人がいて、右往左往していたので、自分の車を止める場所をと、すこし見ていたが、後日にまた来ることにし、車に全然注意を払わない高齢者に注意をしながらUターンをして引き返す。

Img_0015 その後、折角ここまで来たのだからと慈悲の尾の増善寺に向かう。この寺は門前に書かれている説明によると、いまから1,300年以上前からこの地にあり、500年ほど前、駿河の国主、今川氏親が再建し、菩提寺になっているそうで、先日登った安倍城址の登り口のひとつになっている。

ここに、普賢桜、鬱金(ウコン)桜とともに御衣黄桜があると、「つるぼさん」のコメントにあった。御衣黄とは天皇の近くに侍る人たちが着る萌黄色衣服に似ていることから付けれらた名前だというが、古くは浅葱桜とも言われたようだが、下賎で食欲の強い自分はキャベツに見えて仕様がなかったから、自分が名付け親ならキャベツ桜とでも下に違いない。

Img_0010 駐車場すぐ脇に、目指す御衣黄が一本、萌え出した周りの木々に囲まれてなんとも目立たない風情で立っている。反対側に枝垂桜の若木が晴れやかないでたちで花咲かせているのに比べると、黄緑色の花はいかにも地味でお婆さんの帯のようだ。

先着の四人連れの話しを聞くとも無しの聞いていると、あまり、桜に興味のない男同士は、名札が下がっているが、青い桜の区別がつかない様子。余計なお節介もする気がないので、なるべく離れた所に移動する。

同じような色をした、御衣黄桜と鬱金桜の最大の違いはおしべの構造か、こんな花で虫が寄ってくるのだろうかと、下のほうに咲いている花に鼻先を持って行っても殆んど匂わない。聞くところによると、この花次第に赤くなり、最後は椿の花と同様に花ごとぽたりと落ちるそうで、実を付けなさそう、花としては困ったものだ。これも、人間がいじりすぎた結果?

読経の声が聞える本堂周りは鬱金(ウコン)桜、その奥にすでに花の時季を終えようとしている椿の花が少し、これは絵になると写してみたが焦点の違いで片方がぼける。

山門から外に出てみると、寅さんの映画に出てくる佐藤蛾次郎演じる”源公”のような小柄な人が箒で道路の落ち葉を掃いていたのが印象的だった。

鬱金桜と椿。どちらが主役?。

Img_0002 Img_0003

Img_0054 そうそう、普賢象桜について、札が下がっているので判明したが、桜の種類が多すぎて、八重桜の一種、色がやわらかい赤、ピンクという程度。この色合いも気候や日当たり、土質などで多少の変化があるとなると、、、頭が混乱して

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コメント

山大好きさん
拙い解説を喜んでくださって有難うございます。
しかし、私は学者ではありませんのでついつい後先を考えずその時思ったことを書きますのでまるっきり信用しないでください。  これからもちょくちょくお寄りして意見を下されば幸いです。

レバノン杉というと、中東ですか。有史以来船などの材料にされ数が少なくなったとか。先日テレビで見ました。
日本の杉は水気の多いところを好みますが、レバノン杉は荒地でも結構耐えている様子。
また帰ってこられたら、話を聞かせてください。

投稿: オラケタル | 2009年5月11日 (月) 22時08分

ギョイコウの意味わかりました。ありがとうございました。ナンジャモンジャやギョイコウをわざわざ探して公園へ見にいく私と違い素晴らしいですね。今は六月に見に行くレバノン杉を楽しみにしています。国内ですが。楽しい記事続けてくださいね。

投稿: 山大好き | 2009年5月11日 (月) 09時25分

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