« じいじんちのさくらんぼ | トップページ | なんとか間に合った白ヤシオ »

2009年5月25日 (月)

ほんのりと頬染めて

Img_0033 雪の下(ユキノシタ)。かって自分のお婆さんの家の裏の石垣にびっしりと生えていた。

少しじめじめとした半日影を好み、石垣を覆いつくすほど密集している様はあまり好きではなかったが、薬草だということでそのまま放置され、囲炉裏の周りで火傷したときなどは、葉の裏を火にかざし柔らかくしてから傷口に当てててくれたものだった。

ユキノシタは名前の通り、冬になると葉が小さくはなるが、雪ノ下でも青々としており、雪国では珍しいものの一つであった。

また、これからの時期、薄暗い背戸の石垣が白く浮かび上がるような感じで花が咲き乱れるのは、怪しげな感じで、近寄りたくない雰囲気をかもし出していたものだった。

しかし、近年になってこの花を良く見ると、白一色でないことが分かった。この花の仲間に大文字草や人字草などがあり、その独特の形は似ていないこともないが、花びらの上の八枚ほどの花びらがほのかに赤くなり、頬紅を差した婦人、いや、少しの酒でほんのりと頬を染めた、、、、かと思わせる風情があり鉢に生けてみたい気がするから不思議である。

.

P1010101 来月で外人相撲取りの草分け的存在の東関親方が定年退職するそうだ。

全盛期にはその巨体を生かして、たたかう姿は今でも良く憶えている。また、土俵外での仕草も当時の日本人力士にはないユーモラスな雰囲気があり親しみやすい人柄を周りにかもしていた。

定年後はどんな生活になるか知らないが、その後釜をになうのが静岡出身の潮丸関だと言い、相撲取りが少なく名力士のいない静岡県としては初めての相撲部屋親方になるかもしれない。

今場所は十両で負け越しており幕下までとはいかないと思うが引退を決めた。丁度ドンピシャのタイミングといったら悪いかもしれないが、傍から見ていると同じ部屋には人気力士”高見盛”がいて、その前には横綱”曙”がいた。

名力士がそのまま名親方になるとは限らないが、前頭半ばが最高位、そしていま三十一歳の若さではさぞかし重圧がかかってくるに違いない。その反面、新入力士の気持ちが察しやすいという利点もありそうだ。

浅間神社の豆撒きくらいしか顔を見たことがないが、頬染めた顔つきと言い、男のほうが優しい静岡人ならば案外立派な親方、伯楽になるかもしれない予感がする。

ただくれぐれも、飽きっぽい県民根性だけは、受け継ついでいないことを祈る。

|

« じいじんちのさくらんぼ | トップページ | なんとか間に合った白ヤシオ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90605/45128659

この記事へのトラックバック一覧です: ほんのりと頬染めて:

« じいじんちのさくらんぼ | トップページ | なんとか間に合った白ヤシオ »