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2009年5月 6日 (水)

立夏の花 ウツギ

Img_0043 立夏も過ぎて暦は夏に入った。

安倍川筋でいま目立つ花の色は藤と桐の紫、ついで空木(ウツギ)の白い色が川の両岸を彩っている。

空木とは木の中心がコルクのような白い材質が詰まっている木を言うようで、ユキノシタ科とスイカズラ科に分けられるようだ。

そのなかで、一番奇麗なものといえば梅花空木(写真 上)だろうか。花の形は梅に似て花びらがが五弁で雄しべがつけ睫毛のように張り出している。庭木として好まれ唱歌の「夏は来ぬ」などにも歌われて、八重のものもあるが野生のものは少なくなってきた。

Photo そしていま咲いているので多いのがただの”空木”。花は梅花ウツギよりひと回り小さいが数でこなしているいった感じで、咲き乱れている所では香りがきつすぎるくらい。その香りに誘われてか蝶々が沢山集まってくる。

Photo_2 慎ましやかなのは、コゴメウツギ。小さな米とでも書くのか、満開に花開かせても2mmとはないほどの花を開かせている。

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Img_0026 変り種としては、額ウツギ(写真 右)。一見紫陽花を思わせる花を付け日影に咲く。

Img_0015 谷空木は、スイカズラ科でダニが多かったのか、子どものころは”ダニ花”と呼んで敬遠した木だったが、この木の花が咲くと姫竹のタケノコが出る目安になり、ネコダ(藁で編んだリュックとでも言うか)を担いで山に入ったものだった。同じ格好で紅白の花を咲かせるものを箱根空木という。

またこの仲間で夏に咲くツクバネウツギは、羽根突きの羽根にちなんで付けられたもののようだ。

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