故郷をバスで巡る
鈴蘭、(正確にはドイツスズランと言うべきか)ベルのような形をした小さな花を下向きに咲かせた様は清楚、愛らしいと言った感想を誰にも与え人気のある花である。
今回巡ったコースのなかで松本や高山、古川では丁度鈴蘭の花咲く時期に合致していたらしく、小さいながら群落をあちこちで見かけることが出来た。
写真の鈴蘭、暑いくらいの日差しを避けるかのようにして葉陰に咲いていた。
しかし、”きれいな花には棘(毒)がある”をそのまま実践し強烈な毒をもち、行者ニンニクなどとも似ているところから亡くなった人もいるそうな。
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自分の故郷を観光バスに乗って見て歩くとは夢にも思わなかった。
簡保の旅行が行けなくなった人から代理で行ってくれという話が来たのは四~五日前。始めは断っていたのだが、計画の中に上高地散策というものがあり、食指が動き承諾してバスの人となった。
しかるに、バスが出発した途端、「上高地手前の道路が崩落によりまだ復旧していないので予定を変更します」ときた。天気予報は、良いほうに転んでいるが、雨支度をしバックが重い。
上高地の穴埋めとして、松本の旧開智学校、松本浮世絵博物館。そして、翌日は高山朝市が付け加わった。
今回のバス旅行は、自称年金まで20年はあるというバスガイド(もっと短いはず)の静岡弁丸出しの案内が面白く思いがけず楽しい旅になった。
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