久住川から安倍城址
またしばらく天気の悪い日が続くと言う天気予報を信じて、足慣らしを兼ねて久住川を訪ねてみることにした。
(写真上左、金水引、右、風露草(フウロソウ)現の証拠にしては花が大きかったので)
朝八時少し過ぎたころ、洞慶院の駐車場に車をいれ久住川に沿って歩き出す。細いけれど舗装された道は歩きやすい、花の少ない季節ながら足元にはキンミズヒキ、ハグロソウ、仙人草、フウロソウ、そして玉紫陽花と花茗荷がこぼれるように散らばっている。
川は細くて藪に覆われているところもあり、両岸の護岸工事が無ければ子供のころ岩魚や山女をを獲った故郷の川に似ている。藪の間から木の枝や葉に絡まないようにテグスの短い竿を、そーっと入れ、釣った魚は大きいものなら尺(30㌢)を越え大威張りで笹の葉に通して持って帰ったものだった。
食糧難のころ、いまのように”キャッチアンドリリース”なんて魚をいじめるだけの馬鹿なことはした事が無い。
安倍城址に登る道を過ぎるとフシグロセンノウが固まって咲いていた。そこであった人に「後 どのくらいこの道が続きます?」と聞くと、すぐそこで終わるよ。とのこと、、、。言われたとおり100mと行かないうちに高さ10mを越える砂防堤防で道は終わった。
この堤防を作るためここまで舗装したのだとわかったが、先ほどの人は赤線道路はもう少し下まで、ここは自分たちが作った私道だというのは、、、、、ねぇ~
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そこで引き返した後、安倍城址の登り口まで戻り、少し考えた後、体力がまだかなり残っていると判断して山道に入る。
安倍城跡には十時に到着、一休みの後ミンミンゼミが喧しく啼く久住砦址を通過して尾根伝いに洞慶院に戻れば十一時過ぎ。
水筒とカメラだけの軽装で登り、昼には家に戻れる計算どおりの山行きで終了。万歩計は14,356歩を示す。
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