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2009年8月 2日 (日)

雨宿り

020 夜半から降り続く雨はよほど厚い雲の下になるのか、朝を遅くし、夜明けから三時間はたっているはずなのに、居間の電気を点けなければ新聞が読めない。

昼になって少しは小止みになったもの、散歩に出かけるほどの晴れ間もなく、結局は家のなかで本を読んだり、テレビを見てグタグダと過ぎていく。

夕方になって、庭に一羽の蝶々(蝶は一頭二頭と数えるようだが、、、)が雨に打たれながら彷徨っている。羽の色形から、褄黒豹紋蝶の雄と見た。

063 この蝶なのかどうかは分からないが、昨日は庭の黄色コスモスの蜜を吸っていた褄黒豹紋蝶がいた。よほどお腹が空いていたのか、それとも、蜜が美味かったのか、人どころか傍に飛んできた雌にも目をくれずに花にしがみついていた。

燦燦と輝く太陽の下、明褐色の花に同じような色をした蝶が光をまぶしく反射していた。

その蝶が、今日は雨に濡れまいと一枚の小さな木の葉を楯にして羽を折りたたみぶら下がってしまった。

024 あれから五時間、いまだにその姿勢のまま夜を迎えている。

古川柳に”本降りになって出て行く雨宿り”というのがあったが、この蝶の辛抱強さに脱帽し、一夜の宿を邪魔をすることなく見守ってあげたいと思う。

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コメント

慶さん
褄黒豹紋蝶、豪華な豹柄の衣装を濡らさまいとしている姿はなまじっかのものではないように見えます。
こういう風にしてみると人間が一番軟弱なような気がします。
少し濡れただけで大騒ぎ、日焼けが怖いの、賞味期限がどうのと、、、

そうそう、慶さん経由でtomokoさんが来てくれましたが、私もどこかで立ち寄ってコメントしてみる積りです。
ありがとうございました。

投稿: オラケタル | 2009年8月 3日 (月) 16時25分

あの強い雨の中5時間も!生きるってすごいですね。ちょっと感動しています。虫も鳥も雨風を自分の力で、踏ん張ってしのいでいるんですね。へんちょこじゃあ生きていけない。ちょっとばかりのことにくよくよしてちゃあいけないですね。tomokoさんも訪問してくれたんですね。よかったです。少しだけですかもしれないですけど、輪が広がった感じがしてうれしいです。

投稿: | 2009年8月 3日 (月) 09時23分

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