いまごろになって
今頃になって夏が戻ってきたかという感じの天気予報。赤い太陽マークが延々と続いている。
風も無く蒸し暑い空の下、先日までいた長野は朝方の冷え込みは布団をかぶらずにはいられなかったのが懐かしいことのように思い出され、いくつか並べてみる。
まず、四葉ヒヨドリ。この花はあのけたたましく泣き叫ぶ鵯の胸の模様に似ていると見立てて名付けられた花だが、色合いが地味なのであまり好かれない。
しかし、虫たちにとってはこの花は魅力的なようで、よくたかっている。とくに、浅黄斑は人を認めていったん立ち去っても、じぃっとしていると戻ってくる。
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左、丸葉岳蕗 右、下野草
十一日の地震で崩壊した牧の原地区の東名下り線が機能回復した。
当初の予定より遅れたが、担当大臣が訪れるなどしたため、国の威信がかかっていた工事ではなかったろうか。
それにしても、予想外の問題が次々と発生したようでよく修復したものと現場関係者の苦労が察しられる。
それに比べると新幹線に障害がなかったのは、国鉄からJRに切り替わるとき、軟弱な場所には鋼矢板を打ち込みその先端をタイロットと言われる鋼線でつなぎ固めたためもあるのでなかろうか。
この工事に三年ほど、自分もボーリングマシーンを使って参加したので、いろいろな思い出があるが、国鉄の赤字を全て清算する事業団に移すのでこの際どれだけでもと、お金を使ったようだった。
しかるに、道路会社の場合、その余裕が無かったのか、それとも、知らなかったのか、、、。
いまごろになって、そんな事言っても仕様が無いか。
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