臭木は会員制 ?
今日は今まで言ったことの無いところ、と思い、麻機の尽きるところ、北団地の奥”滝の谷温泉”のその先に、自転車をデポして歩いてみた。
途中では臭木(くさぎ)が葉に似合わない香りを放ち、長い睫毛のような雄しべを瞬かせて揚羽蝶を誘っている。
黒揚羽、紋黄揚羽、麝香揚羽、烏揚羽などが戯れているのか、縄張り争いをしているのか追いつ追われつ入り乱れている。この争いに不思議なことは他の種類の蝶が入っていないことである。体格の差か、花の蜜か香りが揚羽向きなのか。
なんだか会員制の高級バーみたいな感じがしないでもない。
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道をさらに登る。第二東名に関連して整備された農道らしく、それは立派な道路が山奥の谷沿いに作られており、登りきったその先に第二東名の二つのガードをくぐる。
ぐるっと廻れば建設中の路面と二つの大きなトンネルが出来ており、ダンプカーがひっきりなしに土砂を満載してトンネルに吸い込まれていくが、三車線ように作られているトンネルは大きな山との比較ではっきり分からないがダンプとの比較で見るとかなりなものと見受けられる。
先年、道路公団の汚職に端を発して小泉改革のひとつとして公団の民営化をしたが、例によって小泉中途半端改革でおわり、予算はその後もつぎ込まれて推進した。
今度の選挙でここもどんな影響が出てくるのだろうかと興味津々で眺めてきた。
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今日は、白露。陽気が変わって朝になると草木に露が付くようになると言うが、日中の気温はまだかなり暑い。
幸いと夏ばてはしていないようなので、食欲だけは落ちずに来た。これ以上食欲は増やしたくないと思うが、配っても食べ切れなかった頂き物の秋刀魚。
今日は、”苦いかしょっぱいか”と焼いて食べる。
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