垣間見た大道芸
明日は天気が崩れるとの予報だったので駿府公園へ午後になって、自転車の前篭に折りたたみ式の踏み台を積み込んで行ってきた。
他でもない大道芸見物のためである。駿府公園は例年通り多数の人出で砂埃が舞い上がっている。風の無いのが幸いだったが、、、、それでも帰ってからうがいをしたら、、、、、、、、。
今年も、演技者がたくさん出ていたのだろうが、出かけたのが三時近くではそう何組も見るわけには行かない。そのため、公園の中だけをあちこちと移動しただけ、いわば垣間見た大道芸、といったところか。
いつものことながら、布にぶら下がっての曲芸と、上海から来たチームのものが印象的だったが、いわゆる前説をする人たちが規格どおりの紹介。この辺に個人差が出てくるようになるとまた盛り上がるのかな?と、いう気がしないでもない。
気がつけば東の空に十三夜の月がすっきりと松の上にかかり、後見の名月を予感させる。
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日本航空が知らない間に大変なことになっているようだ。
何時のころからか日航は、鶴のマークからJALのマークに変わり、それにペケが入ってからおかしくなったのは偶然だろうか。
いくつか問題になっている中で、空港特別会計もひとつの原因だそうだ。
空港に着陸するたびに収める使用料が他の国に比べて格段に高く、成田にジャンボ機を一度入れると120万円と言うから驚く。そして、関空などもこれが原因で飛行機の発着が控えられているそうだ。
このお金を、次の飛行場建設に使い、国策会社の日航にこの飛行場を使うよう自民党運輸族と官僚が要請(強要)していたそうだ。
静岡の飛行場もこの伝で成立したばかりだが、今回のことで経営の非常事態が明るみに出て撤退を通告された。
当初から、静岡飛行場に疑問を持っていた自分としては「それ見たことか」としか思わない。
甘い予想の元に立てられた壮大な無駄遣い。静岡は無論のこと神奈川、愛知、山梨から搭乗者が100万人を超えて集まる。伊豆への客が増えるといって造った結果がどうなったのか。
おりから、県は事業仕分けを行っているが、かなりの数で不要な事業や改善を要するものが出てきそうである。知事や市町村長は任期が長くなると一般人の目線から外れたものが多くなる傾向にあり、お役人の事なかれとあいまって無駄な事業や重複事業が多くなる。
そのことに対するお目付け役として、こういう仕分けは必要だろう。ただ、古い体質を持った議員が「素人が何を言うか」と反発し、無理を通そうとしかねないのが気になり、現にそのような発言をしている人がいる。
そして、静岡市長も事業仕分けには否定的発言をしているが、この人も長く市長をやりすぎた人として、市民目線からずれを感じるのは自分だけなのだろうか。
静岡空港も、当初に事業仕分けをしていたら出来なかったに違いないと思うと、数々の無駄な箱物を作って県財政を危うくしてきた前知事の最大の失策記念碑とするにはもったいないものがある。
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