バラの段で紅葉狩り
写真は今日登った”バラの段”頂上。1,667mの山頂はバラでなく、紅葉の錦に包まれていた。
上天気になると言う予想の元、梅が島から身延に抜ける林道の駐車場に車を入れたのが八時少し過ぎ。そこにはすでにワゴン車が二台入っており身支度の違う人たちがいたので聞いてみると、国有林の間伐に来たとのこと、つまり現代版の樵たちだった。
いずれも若くて二十代前半若者ばかり、道具もかなり多いようでこれだけ持って山に入るのは若い人でなくては出来ないことで、その支度などからも頼もしく見える「気をつけてね」と挨拶して別れ、自分は安倍大滝の上流”逆川”の谷沿いの道に入る。
この道は積雪期に二度来たことがあるが、この時期は今回が始めて、と言うのはきのこが出ていないだろうか、と言う目的も有ってのこと。
しかし、入ってすぐに”柴もたせ”を一株取っただけで後は音沙汰なしだった。
川沿いにさかのぼって安倍峠につけば、この峠の名物”大板屋名月”がいま黄葉の盛り、赤い紅葉も良いが柔らかな黄葉もまた良い。
ここまでに四十分くらい、まだ体力に余裕がありそうなので、ここから”バラの段”に上ってみることにした。名前の由来は知らないが、バラは薔薇ではないと思う。
この山、ほとんどが山頂に向かって急勾配に直線に近い山道。多分山登り用に造られた道でなく、静岡と山梨の境界に沿ってつくられたもののように見られ、登る途中、木々の間から薄くかすんだ富士が垣間見られる。
この登りにかかってからは、山の紅葉もモミジやドウダンツツジの仲間を中心に、一気に赤く染まりだし過ぎの緑とあいまって綾錦の状態になる。
休み休み、三十分で頂上に着けば富士山はうす曇の空の下、風が強く汗をかいた上着にヤッケを重ね着しなければ、風が体温を奪ってしまう。
一休みのあと早々に下り、帰りは自動車道路へ出て、竜胆、岩紗参を探しながらのんびりと下る。
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コメント
tomokoさん
恥ずかしながら戻ってきました。だってよそのブログではなかなか思うようにならなかったものですから、、、
まるで、啖呵を切って家を飛び出したものの帰るのに敷居が高くてというかんじ、、。それでも早いほうが傷つかないかと、、いろいろ理屈をつけています。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿: オラケタル | 2009年10月21日 (水) 22時07分
今、自分のブログ管理画面で再開を知り、飛んできました!
お帰り~ ヤッホーと云う気分です!
絶対、帰って来ると信じていましたが、こんなに早く再開されて、本当に嬉しいです!!
私のブログ仲間の、お気に入りに入れてあるのを消さないでよかった~と、今思っています(笑)
人のブログを見るだけじゃ、物足りなくて…ですよね!
これからも度々お邪魔しますよ~。
投稿: tomoko | 2009年10月21日 (水) 15時55分
城ヶ崎ー見習い2号さま
安倍峠の紅葉はもうすぐ、ひょっとしたら今週末には盛りになるでしょう。
天気がよければ富士山を含めての絵葉書的絶景になります。城ヶ崎からは遠いかもしれませんが、、、、。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: オラケタル | 2009年10月21日 (水) 15時38分
okeraさま
バラの段。いまが丁度良い時期みたいです。
ここのモミジのよいところは、京都のように赤一色でないことではないでしょうか。
国有林だけあって、杉の緑が丁度色よく配置されています。
投稿: オラケタル | 2009年10月21日 (水) 15時29分
復活お祝い。
学生時代に大城へ抜けました。安倍峠は良いですね。2回目に行った時は梅が島温泉のぼろぼろの旧館に宿泊。今は無いでしょうね。
投稿: 城ヶ崎-見習い2号 | 2009年10月21日 (水) 09時43分
復活、おめでとう御座います。バラの段の紅葉本当に素敵ですね。以前には一人でよく登った物です。五月も花の季節で素敵です。シロヤシオ、オオカメノキ、イワウチワ....など。
投稿: okera | 2009年10月21日 (水) 04時55分