お~い、こっちは雪だよ
「お~い、こっちは雪が降り出したよ!」って電話が入ったのは身延町を半ば過ぎた頃。時間は朝の八時半頃だった。
清里に入ると細かい雪がフロント前面に向かって吹き付けてくる。実際は風もないのだから真っ直ぐに舞い降りているのだが、、、。
今日は、例年恒例のりんご狩り。ただ、去年までは自分の兄弟全部で行っていたのだが、今年は豊田市に住まいする弟夫婦と合わせて四人のさびしいりんご狩りになった。ただ、こんな天気になったのでこの方が良かったかな、なんて思いながらいつものりんご農園に向かう。
着いた時には、こちらのほうの雪は、すっかりおさまっていたが今晩の宿にした車山はかなりの降りようだった。という、情報もあり早々に宿に向かう。
大門峠を越えて蓼科湖までの道は道の両側が白くなっているものの交通量が多いため道路には雪がなかった。しかし、車山に向かって登り始めると20センチ以上に積もった雪がシャーベット状にになり、スタッドレスタイヤを履いた自分の車は問題なかったがその用意のない弟の車は難儀したようだ。
ようやくの思いで車を宿に入れる。宿の名前は春に泊まった「リゾックス車山高原」前回に泊まったとき気に入ったのでまた予約したのだが、この雪は予約外。まだ先のことと決めていたこちらが悪い。
夕食時に食堂に行くと自分らともう一組がいるだけ、予約のとき空きがあまりないような口ぶりだったのに、事情を聞くと、この雪でバスが立ち往生してキャンセルしたとのことだった。
食堂には、浴衣で入れないとのことだったので、温泉は食事後となり、酔いを少し醒ましてからと考えたので入ったのは十時過ぎになった。
野天風呂からは少ないながら雪が見え、思わぬ雪見風呂を貸しきり状態で使ってみたが風呂から出た部分が寒いので肩まですっぽりと使って、空を見上げる。
夜空からは、風に吹き付けられてか粉雪が舞い散っているものの、今日が最大と言われる、”しし座流星群”は望むべくもない。
当たり前のことながら、、、、、。
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