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2009年11月28日 (土)

ずくし柿

010kaki 道端の柿の木に一個の”ずくし”がぶら下がり、柔らかい日差しを受けている。

鳥がつついたようで、半分破れており今にも落ちそうな感じ、、。鳥が突いているうちに落ちたら面白かろうとしばらく下で佇んでいたが、こちらが目立つのかあたりに鳥の気配はない。

”ずくし”標準語的には熟柿なのだろうが、関西圏では”ずくし”と言い、谷崎潤一郎も、吉野葛のなか「吉野の秋 あるいは一顆の露の玉」と言う随筆の中で”ずくし”を出された感想を述べている。

良く熟れた”ずくし”はねっとりとした食感と甘すぎてちょっと言う向きも多かろうと思うが、食べる期間も限られており、秋の食べ物のひとつとして珍重されてきた。

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このところ円高が進み産業界から困った困ったの大合唱がおき、政府に対策を迫っている。

世界的に、ドルの信用が失っている所に持ってきて、ドバイに投資していたヨーロッパにも火がついたとかで一時1ドル84円にまでなり、対ユーロでも124円台までつけたという。

円高が一番進んだのは、1,995年4月で80円割れをしたことがあるが、このときはバブル景気の最中であり、なんだか高揚感を持って見ていたような気がする。

実際、このころは海外旅行熱の始まりで、海外での買い物に日本銀行券の一万円札を威張って出していた覚えがある。

今日の解説を聞いていたら、世界的低金利の中で円が他の通貨に対して強くなったのはどうしてなのか。日本も低金利、株安、デフレと世界並みに困っているはずだが、話が難しすぎてよく分からなかった。

しかし、円高の害ばかりが報道される中、どうして石油をはじめ原材料の輸入で得しているかの報道が無いのだろうか。原料を輸入しそれに付加価値をつけて輸出することで成り立っている国としては、大きな変化は無いはず、それにあえて目を瞑っているように見えて仕様が無い。

そのため、経済界の言い分には素直に聞きにくいところがある。リーマンショックの少し前までは一㌦120円台の時代が四年近くあり、そのときは銀行や自動車をはじめ経済界は史上最高益を出していたはずではなかろうか。

そのときは、利益を分配せず溜め込み、円高対策も取らないでおいて、120円が何時までも続くと思っていた姿勢のとががでている。いまになって、無い無いずくしで甘えてもらっても困るんだけど。

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