慌ただしく産み落とす
昼過ぎのにわか雨も止み、一陣の冷たい風が雲を吹き払って青空が見え始めた中、その風が急がせたように赤とんぼ(アキアカネ)の産卵があわただしく行われていた。
いままでにも、トンボの産卵はなんども見てきたが、いずれも小さな水溜りで行い、工事現場など、すぐに乾いてしまうところなどでしているのを見ると教えてあげたいような気分になるのだが、今日のは安東川に直接産んでいる。
水が絶えることのない場所だが、他の生物も一杯いて危険なのか、餌に不自由しない場所なのか判然としないところだ。
つるんだその姿からは、結婚即産卵の赤とんぼにとって、今頃の産卵は婚期(?)が遅れ、「何でいい 兎に角一刻も早く」というひたむきさが感じ取れるようでしばらく見ていた。
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今日の国会中継は衆院議員の予算委員会。先日までと攻守ところを変えての対決となのだが、どちらも慣れないことのようで面白かった。
また、与党の質問は執行部を持ち上げるだけのものとなるため、いわゆる「たいこもち質問」となるのは仕方ないかもしれないが、前回までの迫力が影を潜めたのは、、、、無理なんだろうけどな。
これからも、質問者が入れ替わりに出てくると思うが、年初になんども補正予算を組んでかなりの部分で手直しや見直しされ、目的がずたずたにされた麻生前総理が質問に立つ日が来るのだろうか。
ぜひとも見てみたいのだが、先日の代表質問では議場の一番後ろに陣取って周りの旧政権同僚となんだか”ニタニタ”と笑っている感じに見えたのは、こちらの先入観のせいだったのだろうか、、、、。
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夜も更けて後見の名月、
中天に懸かれば雲ひとつない空に煌々と輝き、
他の星はその光におされてわずか二つ三つ、
屋根の甍はてらてらと輝きたり
虫のすだきも絶えてなく 秋も極めり
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