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2009年11月15日 (日)

麻機山の実蔓

012 名にし負はば 逢坂山のさねかずら

   人に知られで くるよしもがな

百人一首に出てくる歌なのだが、中学過ぎても意味がわからなかった。後ほど解説書で意味が分かったときは、理解出来なくて良かった。知っていれば、あまり手が出なかったかもしれない。

後で知った意味とは、「逢坂山の実蔓が、逢って共寝をするという意味なら、蔓を手繰り寄せるように、人目を避けて逢いにいきたいものだが、、」という余りにも欲望を前面に出した歌で、これを貰って嬉しいものだかどうだか、女心にどう響く。自分には分からない話し。

我々の小さいころは、夕方、ご飯が終わればテレビもない時代のこと、ラジオでも聞く意外することもなく、そのラジオさえ家にはなかったので手慰みと言うか正月でもないときに百人一首や花札をやっていたのを思い出す。

とくに、冬の季節は日の沈むのが早く、夜が長いので外遊びも出来ないので親子で遊んだものだった。今になって考えると親子の交流などと悩まなくて済んだよき時代だったのかもしれない。

子供部屋などもちろんなく、”せまいながらも楽しい我が家、、?”ただ、子供に負けまいと、むきになって挑んでくる酔っ払い親父には幻滅を感じたのも、懐かしい思い出である。

写真のサネカズラは逢坂山ならぬ麻機の山で見かけたものだが、もう真っ赤に色づいて、鳥の訪れを待っている。

実蔓(サネカズラ)はかなり遅くまで見たことがなかった。そして花は小さくて生い茂った葉の影に咲くらしく、、、まだ見たことがない。お盆を過ぎた頃には地面に小さなものが落ちていたので、もう少し前になるようだ。楽しみは先にとっておこう。

実蔓、蔓稙物の中では大きさと言い色と言い目立つ実を持っている。別名を美男蔓といって、そのネバネバとした汁を髪に塗ったことから付けられたとも言われているが、今ならさしづめリキッドと言ったところかもしれない。

生薬では南五味子といい、滋養強壮、咳を鎮める薬になるそうで、焼酎に浸けているがこれまた使用したことがない。

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