白い尾を引いて
昨日と打って変わってすがすがしい青空の下、高いところに懸かる筋雲が空を箒で掃いたように懸かっていて富士山は真っ白に厚化粧をしている。
丁度、上空が西向きの航空路にあたるらしく、何機も通り過ぎていくが飛行機雲が出来る機と出来ないか少ない機とがあり、綺麗に掃き清められたように見えても、埃がが残っているようである。
飛行機雲は、一般に寒いとき吐き出す息が白くなるのと同様に見られているが、実際はもっと複雑な条件があるらしいが、諸説あって難しい。ただ、この場所に雲の種になる水蒸気が必要なそうで、まったく澄み切って見える成層圏だが掃ききれなかった水蒸気(塵)が残っていることになる。
しかし、今までなんどか飛んでいる飛行機を写してみたが、これほど鮮明に飛行機雲を引く画像が出来たのは、低い層で飛行機をぼかす水蒸気が少なかったのだろうか。
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コメント
慶さん
雲を引く飛行機は良く見ますが、目に見えなくても霞があるらしく大抵はボケてしまいます。こんな例は、私のカメラではごくまれです。
そして、慶さんの場合は、東京オリンピックを思い出しますか?そのときはいくつだったでしょう。私のブログでは、そんなのごく最近です。
なぜなら、私が飛行機雲を始めてみたのはB29ですから、、、、、ワッハッハッといったところ( ^ω^ )。
投稿: オラケタル | 2009年12月14日 (月) 21時14分
この飛行機雲、慶も見ましたよ。でも飛行機の後ろにはっきりと筋ができる現場は初めての映像です(^O^)/古い話ですが、東京オリンピック(古いなあ~)の5輪を飛行機で作ったときを思い出しました。この日にくるりんしたらきれいに白い輪ができたでしょうね~。
投稿: 慶 | 2009年12月14日 (月) 08時55分