雨にも負けじと
気温は十二度と平年並みだが、しとしとと降る小雨で終日薄暗い空が寒さを強調する。体感温度は四~五度といったところで氷雨を思わせる午後。
近所の川に小鷺が流れに足を浸けたままじっと立っている。
早瀬の下の泡立つところは魚が餌を求めて集まる場所だと言うことがわかっての位置取りである。
鳥は空を飛ぶため実を軽くすることが求められているため、食いだめが出来ないそうで、しょっちゅう食べては排泄を繰り返さなければならない。このときも餌になる小魚を狙っていたのだろうか。
雨に打たれてしょぼんとしているわけにはいかない。 雨にも負けず 風にも負けず、、、 と。
鳥に焦点を合わせると雨が写りこまないし、雨を写すと鳥がぼやけてしまう。結局何枚も写したうちの一枚。
雨のため遠出が出来ない暇人が、傘を持って小鷺に付き合った午後のひと時
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コメント
慶さん
空が暗いと気分まで暗くなってしまいますね。おまけに雨でしょ。
外国のミュージカルでは「雨に歌えば」なんて明るいのもありますが、日本の雨は演歌調で濡れた合羽が重いのよ、ですものね。
投稿: オラケタル | 2009年12月 4日 (金) 22時53分
この写真を見て昨日の寒さを思い出しました。静岡弁でいうところの「はたって(無理してとかそんなことしなくてもよかったのにとかそんな意味です)」2Kmほど歩いて仕事に行ったら、荷物は重くなるし、濡れて服は重くなるはで、行きだけで疲れてしまいました。挙句に道を間違えて遠回りしてしまって…。帰りも文字通り重い足取りでこおおんな恰好で歩いていたんじゃないかな~。背中にどお~んといろんな想いが見えていい写真だと思います。今日がいい天気だったので昨日の雨を忘れていましたが、冷たい雨でしたね~。
投稿: 慶 | 2009年12月 4日 (金) 22時03分