薩埵峠の桜見に
薩埵峠の寒桜、もうそろそろ咲いているはず」と、午後になって富士山も見えてきたので出かけてみた。
清水側の駐車場から登って行くと峠間近がピンク色をしている。
今日は、平日とあってあの騒がしい小母ちゃん軍団はおろか、観光客は一人もいない。
静かな峠の、桜の傍に立てば、メジロがやってきて蜜吸いを始める。
人の気配がなくなるとヒヨドリに追っ払われるため、逆に人を利用しているのではないかと思われるような仕草をして、、、、。
下を覗き込めば、真っ青な海面をバックにして花びらが浮き上がる。
さながら、宮城道雄のことの名曲”春の海”がポン ポロロ~ロンと聞こえそうな雰囲気意。しかし、こんなことを書くと早速大きなスピーカーで流されそう、、、、。そんなことにならないように願いたい。
遠く、伊豆半島は霞がかかって墨絵のように、そして、富士山も幾分西日を受け、先日来の暖かさのためか、はたまた、風に吹き飛ばれてか黒い部分をのぞかせ、厳冬期の真っ白な富士と違った柔らかな面もちで佇んでいる。
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