恋焦がれて
ギリシャ神話にナルキッソスと言う美少年がいて、ある日、水の中を覗き込んだところ、きれいな人がいて、その顔に恋焦がれて死んだ。と言う話があり、その話を元に自分を以上に愛する人をナルシストと言うようになったそうだ。
近くの水路を覗き込むようにして咲く日本水仙。水の流れのゆるい部分だったのでこちらも覗いてみたら、水仙が写りこんでいた。
この水仙、近いうちに焦がれ死ぬかもし知れない。
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今日は成人式。街中は着飾った女の子?が、ちゃらちゃらと歩いているだろうか。我が家の周りにはそんな子もいないらしく、ついぞ見かけなくなった。。
今年の成人は120万人と少し、団塊の世代と言われた頃に比べると半分ほどになったとあれば見かけないのも当たり前のことか。
先日もある人との話で出ていたが、女の人は「お若いですね」と言われるだけでいくつになっても嬉しいものだとのこと。
一方で、自分の場合だけかも知れないが、わかいときから年相応に見られたいといつも思っていた。いわゆる、貫禄と言うものが欲しかった。
特に、三十から五十歳位にかけてそういう気持ちが強くて、背伸びをしていた面がある。そのためか「坊ちゃん顔」の人が気の毒に見えたものである。
そして、テレビで見る新成人顔つきのボコイこと、考えてみればほとんどの人が社会に出ていなくて親がかりなんだものな、、、。
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「じいじ、花餅はどうするんだっけ?」
「うん 小正月に木槌でで叩いて枝から落とし、フライパンに砂糖と塩か醤油をチョット入れてガラガラと炒るとかき餅になるから、そうやって食べると美味いよ」
「小正月って何時のこと?」「一月十五日」
「どうして小正月っていうの?」「木槌ってなに?」、、、、以下長くなるので
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コメント
慶さん
静岡は古いものを大事にしなかったのか、民謡をはじめ年中行事を知らない人が結構いますね。それも古い人の中に、、、。
昔から、交通の要所だったことも関係あるのでしょうか。孫たちには特に教えている積りはないのですが、生まれ在所でやっていたことをやらないと、、、てきもちが収まらないので自分勝手にやっているのですが、周りがやらないので孫たちも珍しいのではないでしょうか。
かき餅も、食べ物なかった時分と違い、鏡餅の黴を落として割って炒るなんてことは、「我が家だけか知らん」と思うことがたびたびあります。
投稿: オラケタル | 2010年1月12日 (火) 21時31分
お孫さん、おじいちゃんからいろいろ教えてもらえていいですね。うちのひいじいもひいばあも、お正月のしきたりなどを知らず、先日も毎年15日過ぎても(というか神棚の上のはずっとそのまま)鏡びらきせずにいるので、今年は15日にやろうと言ったらなんでだ?っていうんですよ。でもって、慶が教えたんです!まさか知らないなんて思わないじゃないですか。
慶のおばあちゃんの作ってくれるかき餅はおいしかったなあ~。実家の母も作ってくれたけど、ばあちゃんの作ってくれたかき餅の味は忘れられません。お供え餅も残った切りもちも小さく砕いたり、薄く切って更にカラッカラになるまで干してカンカンに入れておいて、おやつに揚げてくれましたよ。
投稿: 慶 | 2010年1月12日 (火) 14時39分