蜜柑拾い
「今日は暑いですね」と言うのがすれ違う人との挨拶の枕詞だった。
気温は、二十二度を過ぎて日差しのあるところではもっと高かった。生暖かいと言った感じの風も時には激しく麻機の山を散歩しているときに一時台風並みの風に砂埃もあって前に進めなくなったこともあった。
しかし、この温かさに誘われてか、緋寒桜の花もほころび、紋黄蝶やヤマトシジミ、蜜蜂も飛び交っている。その中を今日は蜜柑拾い。
付近の農家が年末に採って貯蔵していたのが傷み始めたり皮が浮いてきたのを、農道脇に捨てるのが今頃になるとあちこちにある。見ていて「もったいない」とばかりに良いところを拾ってくる。
リックサックにレジ袋を入れてその中に7~8kgくらいは一箇所で拾える。
近頃餌もないのか、メジロが庭先に来てこちらを見ているので情に駆られての蜜柑拾い、、、。メジロもヒヨドリも丸のままでは食べられないようで捨てられた蜜柑にもほとんど傷がついていない。
帰ってから早速あちこちの庭木に突き刺した。
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