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2010年2月16日 (火)

イッコ ニコ サンコ(ン)

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此処しばらくの天候不順で咲き出していたこぶしの花も数を減らし春は少し後退したかに見えたが、足元の姫踊り子草が大丈夫だよとささやいていた。

姫踊り子草の群落を当初ホトケノザと見間違っていた。花の色葉の色ともに似ていたので、、、。

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そのむかし、”ニコヨン”と呼ばれる人たちがいた。戦後の不景気な中で仕事につけない人たちのため国が失業対策事業として、土木工事などに出た人たちに一日240円を支払った。つまり、百円札二枚と10円玉四個を意味している。

当時、百円は札の時代だったが、どうして紙幣を一個二個というのか不思議だった。そして、自分が昭和32年に初めて仕事して得た賃金が月6千円ほどで日割りにすると一日247円だったので、ニコヨンより少し良いだけと自嘲したことがある。

しかし、平成の大不況ではついに失業対策事業の復活も無く、負け組みに入ると救済される仕組みは無く、冷たい世の中になった。

ニコヨンという言葉があった頃は、1㌦が360円であり、一日働いて1㌦にならないという世界の最貧国のひとつであったことを知る人は少なくなってしまった。

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先日若者の話を聴くともなしに聞いていたら「あの人私よりイッコ年上なの、、、」と言っていた。そして、テレビの中でコメンテーターが「もうイッコ言わしていただければ、、」といっていた。

このごろこんな言葉をよく聞くが、どうしてこんなな使い方をするようになったのだろうかと、不思議な気持ちで聞いていた。

日本語は物を数える場合幾通りもの単位があって難しいのだが、何でもかんでもイッコ ニコ サンコ(ン)で片付けられては、古き昔が無くなっていくというより、日本語が無くなっていくような気がしてしまうこのごろ、、、、年寄りはつらいね。

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コメント

tomokoさん
そろそろつがいになる相手を見つけ出しているようですよ。
今日も、恋人を巡る争いで追い掛け回されている鴨がいましたが、そのときのメスの態度は見事にそっけないもので、私は関係ないといった風で、首を水の中に突っ込んで餌探し、、、
人間だと刃物を振り回すけれど、その心配が無いためでしょうか。

投稿: オラケタル | 2010年2月17日 (水) 21時27分

春が、早すぎる! と、思っていましたら、やはり少し後戻り気味でしょうか?
姫踊子草が寒がっているように見えます。
物の数え方に限らず、年を取った者には今頃の感覚がそぐわなくて気になることが多いです。先輩年寄り達もきっとそう感じていたことでしょうね。
一つ前の、カルガモさんのアパート? 面白いですね。
1羽ずつじゃなく、2羽、3羽一緒に入れるところが無いものでしょうか?  

投稿: tomoko | 2010年2月17日 (水) 09時59分

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