土手のスカンポ
"土手のスカンポ ジャワ更紗 昼は蛍がねんねする、、、、”
と言う歌が小学唱歌になっていたような気がする。この歌のなかに出てくるスカンポが何かと言うことで、イタドリト言う人とスイバだと言う人がいる。
実際のジャワ更紗を見たことがないのでどんな布地なのかは知らないが、色鮮やかなものの代名詞だったに違いないだろう。
イタドリもスイバも酸性の荒地で繁茂する植物でその生命力は強く、土手などは絶好の植生地になり、麻機の田んぼ周りに掘られた排水路にも見られる。
上の写真は、赤いイタドリの新芽がほかの緑の草の中で鮮やかな色合いを出している。この鮮やかさがジャワ更紗に見立てているような気がして、自分はスカンポとはイタドリだと言う気がしてならない。
いまでも、ときどきイタドリの大きなもの見ると折って皮を剥ぎ、そのまま食べることがあるが、中が中空になっているため折るときに”ポンッ!”と、音を立てることからスカンポの語源だと言う説もあり心強い。
いっぽう、スイバのほうは花芽が赤い色をしていて、蛍の出るころこの花が咲くところから、、、。というらしいのだが。
今現在の状況は左の写真のようにあまり目立つことはない。
| 固定リンク
コメント
おばさまへ
板取はそのまま食べるほか、灰汁をさっと抜いて醬油仕立ての煮しめにもして食べました。
そのほか、短く輪切りにして切れ目を入れると反り返るので、心棒を通して水車を作ったりなど遊びにも利用したりで身近な草です。
カメラは、持ちやすい小型のものを携帯電話と一緒にいつも持ち歩いています。
不思議なもので、持っていないときほどシャッターチャンスがあるもんす、、、、。、
投稿: オラケタル | 2010年3月24日 (水) 21時45分
ご幼少のみぎりより、イタドリと、呼んでいました。
いつも持参して出かけると
塩をつけて、口に運んでいたように、想います。
ジャワ更紗・・・なんとなくロマンチックな呼び方。
カメラ
素晴らしい出会いがありますね。
投稿: おばさん | 2010年3月24日 (水) 20時05分