エンゴサク 咲いて(満観峰 470m)
山延胡索(ヤマエンゴサク)の花が早くも咲き出している。石垣の余熱もあってのことかなと思ったが、その先にも点々と咲いているところを見ると、今年は少し早く春が来ているのだろう。
薄い桃色をし、森の小人がかぶる帽子のような形をしている。
難しい名前で意味は分からないが、どうも漢方薬に使われる名前をそのまま名乗っているそうだ。
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ここ二~三日続く良い天気に誘われて、満観峰に登ってみた。
昨日一昨日の良い天気に近くの山に登って雪踏みをしてみたかったのだが、朝になると億劫になり「こんな日に出かけて何かあったら嫌だなぁ」と言う理由を付けて止めていた。
朝九時を回って、宇津の谷トンネル手前の逆川から登りだしたところで、上の延胡索を見、谷川の源流近くで赤蛙(?)そして、ここでもウグイスが何羽も啼きだして、なんだかうきうきした気分になってくる。
ウグイスの鳴き声は個体によって得意不得意があるのか啼きだしがそれ違うのも面白いし、岩の下で啼いて赤蛙の姿は見えないが、折角の恋路を邪魔するのもなんなのでそのまま静かにのぼる。
舟川からの出会いまで40分、その先頂上には25分ほどで到着する。
ここも、休みの日などはかなりの人出がある山だが、今日は誰もいない。眼下に静岡市中心市街地を望み、その先に富士山が浮かんでいるのだが、今日は霞み立つ空にうっすらと確認できるだけ、、、。
人気もなく、ポカポカとした陽気の下ベンチに腰掛けていれば気持ちも穏やかになり、気配が消えたのか二羽のホオジロがこちらに近づいてくる。
すぐ傍まで来たのでカメラを用意し写しにかかると、「私はモデルではない」とばかりに少しづつ逃げて行った。
帰りは少し回り道をし、味噌汁一回分ほどのワラビを収穫して帰る。 今年の初ワラビ
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