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2010年3月 7日 (日)

酸素が足りない

038 .

アンデス山中での自分、後ろの山はチュスピーと言い5,000と数百M、氷河を抱いている。

つい先日の夕刊に「富士山の中高年登山者はベテランでも歩行中や山頂付近では救急医療で酸素吸入が必要なレベルの低酸素状態になり、血圧も上がる。」と鹿屋体育大学の調査結果を載せていた。

045 鉱石探しのボーリング現場、櫓の高さは15Mくらいだったと思う。

もう三十数年前のこと、アンデスの山中で鉱石探しのボーリングをしていたとき、就寝中に息苦しくなって簡易ベットから転げ落ちたことがある。

現場が標高4,500Mほどのところにあり、宿舎が4,000Mを超えたところにあった。まだ三十代の若い自分にもかなり身体にこたえていたのかもしれないが、目覚めているときはこの宿舎に来たとき以外気がつかなかった。

富士山で動脈血酸素飽和度が60%と報告されているとすれば、それより高いところで生活すれば当然のことだったろう。しかし、当時は「気力で乗り切る」が合言葉で、高山病に罹るのは柔な身体ということで酸素吸入器などの設備は一切無かった。

ただ、標高0mの南アメリカンハイウエイのバランカのすぐ先から四輪駆動車で一気に4700Mのヤナシラ峠を越えて宿舎に入った翌日、軽い高山病にかかり、風邪と間違えて薬を飲んであげてしまったことがあり、以後意識的に呼吸を早くすることで回復させ順応していった。

そんなところでも現地の人たちは、サッカーをしラッパのような吹奏楽器を平気で扱っていたが、身体には負担だったのか、医療施設がないせいか平均寿命は五十代だといっていた。

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”ちきゅう”は遠かった

031 .

今日は清水の港に寄港している深海探査船「ちきゅう」の一般公開だと言うので、ボーリングに携わったものとして見に行ってきた。

テレビで放送していたせいもあってか大勢の人で行列を作っていた。まず、駐車場が何所も満車状態で近場に駐車場が無かったことで半ば諦めていたのだが、連れ合いはあまり興味が無いし、小雨降る中 乗船前の行列を見て完全に内部見学を止めることにした。

桟橋の一番端に行って全体を眺めてみたが、印象は”とにかくでっかい”だった長さ121m 幅38mと言う船の上に75mの櫓が立っていて7000mほどの掘削が可能だとか、石油の掘削同様同じボーリングといっても桁が違うのを感じた。

出来ればビットやロッドの大きさ、船を定点に止めておく仕掛けなどを見てみたいと思っていたが、、、     やれやれ”ちきゅう”は遠かった。

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コメント

慶さん
酸素について偶然の一致でしたね。
私は、高山病も一酸化炭素中毒も経験していますが、いずれも軽く済んでいるのでこの世にのさばっています。
その経験から言うと、いずれも気がついたときにはかなりの重症になっていまして、回復まで身体がだるくて、頭がすっきりしません。
当時は、酸素療法なんて考えもつかずとにかく時間をかけるしか手がないと思っていました。
最近では、富士山などでスプレー式のものを持ってきて、口の周りを真っ白にしている人を沢山見かけますが、あれも吸い過ぎるとよくないようですね。
過ぎたるは猶及ばざるが如しですか。

投稿: オラケタル | 2010年3月 8日 (月) 22時30分

tomokoさま
広辞苑を買った時期が十年違いますが、まだそのころ日本は貧乏で、謙虚だったと思います。
本屋さんも月賦でいいからといって進めてくれる時代でした。
大阪で下宿代が4,000円でしたか。私の同級生は六畳間三食付で6,000にならなかったようでした。昭和30年のこと。

投稿: オラケタル | 2010年3月 8日 (月) 22時12分

なんだかとっても不思議(*^_^*)。
内容はちょっと違いますが、慶も同じ日、酸素というか呼吸にかかわる講義を受けてきました。同じころに記事も書いていたようで、とっても不思議な気がします。
雨の中続けての講義を聴きに自転車で走り、慶自身も酸素不足な感じでしたよcoldsweats01

投稿: | 2010年3月 8日 (月) 16時43分

おはようございます。
コメント有難うございました。
私の広辞苑は、第一版第三刷でした。
5歳年上の夫が大学生になり大阪での下宿代が、月に4千円余りだったと言いましたから、やはり高価でしたね!

投稿: tomoko | 2010年3月 8日 (月) 11時12分

おばさまへ
体力が衰えたいまでは出来ないことですが、「度胸が無い」と言われるのがいやでかなり無茶をしてきています。
写真の櫓も全て人力で運び上げ、組み立てたもので、「高いとこは怖い」と言って通用する仕事ではなく、力自慢と酒がどれだけ飲めるかを競う社会、なんでも危険なことは機械で、と言う今となっては、馬鹿集団でしたね。

投稿: オラケタル | 2010年3月 8日 (月) 09時37分

大変なお仕事をやっておられたんですね。
日本一の富士山だって3776m fuji
4000mの場所の宿舎・・・・想定外。
2階の生活も苦手のおばさんは、平屋住まいです。
高所恐怖症。高いところは大の苦手(;´д`)トホホ…

投稿: おばさん | 2010年3月 7日 (日) 23時43分

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