すっかり春景色
は~るの小川は さらさらながる
午後になって青空が出ると言う予報にしたがって出かけてみたが、風が強く”春一番」を思わせるような吹き方をしていた。
おかげで、体感温度は低く感じられたが、ヤッケが必要なほどにまで下がることはなかった。
巴川の柳も芽吹きだしたようで、木の周りがぼうっとした薄緑でおおわれ、からし菜の花も咲いている様子はすっかり春景色。
黄色く覆われた川岸に舞い降りたヒヨドリも、今日はのどかに花見をしている。
こちらも負けじと花見をしようかと思ったが、昨日、青森から帆立貝を送ってくれた連れ合いの従兄弟に春を送ろうと、蓬を摘みを支度で出てきたので、下ばかり向いて歩く。
日当たりの良い場所で、柔らかく伸びだした蓬をお茶並みに先端のミルイ(静岡弁の柔らかい)部分を選んでゆびではさみ取りして持って帰る。
選別、洗いの後、笊に入れて重曹を振りかけ、熱湯を上から降り注ぐと蓬独特の香りがぷんぷんと匂うもち草の出来上がり。
明日は、すこし餅でもつこうか。
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コメント
おばさまへ
そうですね。蓬の香りはまた独特ですから
今回、我が家の餅つきは、昨日大雪に見舞われ、蓬もちなどまだまだ先の青森に届けるのと、餅が大好きな孫を呼び寄せる道具の一つとして使ってしまうと言う不順な企みも入っていました。
今回は梔子の実を用意出来なかったので、緑と白の二色だけでした。
投稿: オラケタル | 2010年3月11日 (木) 21時54分
香りがプーンと、食欲をそそられます。
4月節句ですので今月末には、我が家も準備します。
女の子はいませんが、行事は大切にします。
春の風物詩のひとつ。
おばさんは、富士山の麓の富士市在住なり。
HPに詳しく。
投稿: おばさん | 2010年3月10日 (水) 23時40分