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2010年4月 4日 (日)

花に囲まれて

009a .

あちこちで桜が満開になり花見が行われているとテレビは言う。昨日のような真っ青な晴天も良いが、穏やかなうす曇の中の桜も、結構のどかで良い。

天を蓋するような桜並木、キランソウの別名が地獄の釜の蓋なら、隙間なく頭上を覆っている桜はさしづめ天国の蓋といっても良いのでは、、、

八重に重なる満開の桜の花、その上をはぐって見るとのんびりしてしまって、間の抜けたような顔をした天国の人々が下界を見下ろしているのかも、、、、、、なんて、小父さん的駄洒落を考えて上を仰いでいゆっくりと歩く。

012 .

そのとき、「花に囲まれて子育て」という最高の環境を予想していたかどうかは分からないが、桜の木の枝に大きな巣をかけているカラスを見つけた。

一番下に針金製のハンガーを置き、最上部に見える黒い尾羽は誰が見てもカラス以外にない。頭隠して尻隠さずのたとえ通りだが、尾羽は微動だにしない。

最初は空の巣かも知れないと思ったりもしたのだが、あまり見つめらている視線を感じて動揺したのかこの尻尾はスッと消えた。

「カラスなぜ鳴くの、、、、」雛が孵るころには葉桜になることと思うが、人間なら「お前の生まれた家は、それはそれは綺麗なところで、母さんは花に囲まれ安らかにお前たちを温めていたよ」って、、、そんなこと、言わないよな!

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