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2010年4月11日 (日)

長屋の花見より

013 .

  有名な落語の中に「長屋の花見」というのがある。

貧乏長屋の住人が大家に呼び出されて店賃の催促かと恐る恐る集まると、大家さんから酒三本と卵焼き、蒲鉾を出すから景気づけに花見をやろうと持ちかけられる。

ところが、貧乏長屋の大家さんだから本物は出せない。酒は番茶を薄めたもの、卵焼きは沢庵で、蒲鉾は香香(漬物 こうこう)でやると言われて、長屋のものは一気に行く気をなくするが、大家さんに脅しすかされて上野の山に毛氈ならぬむしろを持って出かけ、自棄のやんぱちの花見をする。と言う筋書きで、先代小さんの得意芸のひとつだったそうだが、ラジオで聞いた覚えがある。

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今日は、知人夫婦ほかと梶原山へ花見に行ってきた。

最近、身体を壊して療養中の人もいたので駐車場から、そろりそろりと山に登れば、”なんとか歩こう会”の人が来ていて山頂は人だらけ、、、一番外れの桜の下が空いていたので毛氈とまでは行かないが用意の敷物をひろげ、半ば散ってしまった桜の観賞もそこそこに「花より団子」とばかりに持ち寄った僅かなものを食べながら雑談にはいった。

来る途中コンビニで買ったおにぎりや惣菜を並べ、散り始めた桜がおにぎりにくっつくのが風流だと言って、「たちあがれ日本」を上回る高齢者がはしゃぐ。

薄ぼんやりながら富士山も見え、気温は22度とかで上着を着なくても暖かい。お茶気は運転手の自分と療養中のもので僅かづつだがビールも出て、長屋の花見よりは豪勢な雰囲気。

一持間に及ぶ食事が済んで、「さて!」と、その辺をうろつけば、早速、野蒜を見つけて掘り出すものまででてきた。年寄りは「転んでも只で起きない」

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