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2010年4月 7日 (水)

雨後のたけのこ

007 .

浦島草が背中合わせに竿を振り上げている。

濃い紫の壷状の花の先端に細い紐のような付属物を伸ばしているが、何のためなのかはわからない。

ただ、この紐のような付属物を釣り竿に見立てて名前が付けられたのは、一目瞭然。マムシ草など天南星(テンナンショウ)の仲間に有って、雪餅草とともに珍重される花である。

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003 雨後のたけのこはすくすくと、、、これだけ伸びると竹の子

久しぶりの筍堀り、先日来の天候不順で山に行けなかったので大量に出ているはずだから手伝って欲しい、という知人の伝言で出かけた。

たけのこ堀りも最盛期に入って、あちこちの地主が入り込んでいるため、駐車場が窮屈。と、言うわけで、此方は自転車でエッチラオッチラと十五分かけて川合の山に行き合流する

そこから、竹篭を担ぎ、右手には5kgほどの幅の狭いトンガ(たけのこ堀り用の鍬)を杖にして山道を登ること200m弱。

山に入れば、知人も一週間ぶりとかであちこちに「雨後のたけのこ」が見られる。

孟宗竹は、この時期成長が早い。伸びすぎたたけのこは、竹冠の旬が過ぎて”竹の子”になり、あたりを徘徊している猪さえ食べようとはしないほど、皮が固くていがらっぽくなる。

大きな竹になってからでは始末に困るので間引きとばかり叩き折る。掘るのは地面から顔を出すか出さないかの物。地面に僅か顔を出した萌黄色を見つけ、足の裏に感じる少しの盛り上がりを頼りに掘り出す筍探しは、宝探しに似てまた面白い。

大きな竹篭を担いで四回、山から自動車まで往復するころにはすっかり疲れて足元もおぼつかなくなくなったことが良く分かる。

軽自動車に満載して帰れば、九十翁は「年を取ると気がせいて」と、ドラム缶製の竈に釜のせて湯を沸かしている。

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コメント

やせたいねぇさん

浦島草の寿命が長いというのははじめて知りました。
同じ仲間のマムシ草に比べるときれでしょう。
写真に写されたとのこと、やせたいねえさんのブログにアップしてください。
どんなのか見てみたいと思います。

投稿: オラケタル | 2010年4月 9日 (金) 22時06分

ウラシマソウですね。先日梶原山へ出かけたときに数本発見し、最近野草にも目が行くようになった私も写真を撮ってきました。釣り竿に見立てて、とか、寿命が長いせいだからともいうそうですね。← 早速図鑑の受け売りですhappy01

投稿: やせたいねえさん | 2010年4月 9日 (金) 11時33分

おばさまへ
たけのこも沢山になると、食卓は筍ずくし、、
近所に配ろうとしても、この時期何処の家にも有るそうで、、あまりもったいないので広口瓶に塩漬け保存をすることにしました。
正月にでも引っ張り出すことにして

投稿: オラケタル | 2010年4月 8日 (木) 21時39分

お疲れ様でした。
それにしても、たくさんの筍。
料理方法も色々楽しんでください。
やはり 旬の物は美味しいし、春を
感じる食べ物ですね。

投稿: おばさん | 2010年4月 8日 (木) 16時01分

tomokoさま
たけのこ堀り、地面を深く掘るには周りの竹の根を切ったりで案外厄介なもので、日ごろ使わない筋肉を使ったりで大変なものです。
ここの竹やぶも、もともとの竹やぶでなく隣の地所から進入してきたもので、隣の竹やぶは手入れもなく真っ暗になっています。
とばっちりなのか、余禄なのか、、、。

投稿: オラケタル | 2010年4月 8日 (木) 07時31分

おはようございます。
筍堀は耳で聞くと楽しそうな響き。  でも、これも義務のようになると、苦労です。竹は今や役立たずの物になってしまいましたし、さりとて竹藪の手入れはままならず・・・
この辺りの藪は荒れ放題になっています(我が家を含めて)
年寄り家族には手にあまります。
掘って帰ると、茹でるにも手に余り・・・ですよ!

投稿: tomoko | 2010年4月 8日 (木) 05時36分

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