満天星
サラサドウダンツツジ、漢字で書くと「更紗灯台躑躅」とも「更紗満天星」とも書くというが、見上げた木の枝一杯に黄色い地に赤い筋の入った釣鐘型の花が一斉に咲いているさまは、満天星のほうが似合っていると思う。
ドウダンツツジは清楚な白さが売り物なら、この花はさだめし裾模様の入った 柄物のスカートといったところか。
雌しべが足だとすると、床を引きずるくらいのロングスカートとも取れるが、色合いから言えば膝がくれるくらい、、、なんて想像をさせてしまう。
いずれにしろ、花の直径は5mmほどの可愛らしい花である。
今日は、退屈しのぎに富士宮の小田貫湿原から陣場の滝を見、山越えで下部温泉を回ってきた。
このドウダンツツジは、小田貫湿原に咲いていたもので、すぐ傍には一回り小さいながら、もっと色の濃い”秩父満天星”も咲いている。
以前は、ドウダンツツジの変り種くらいに思っていたものだが、別名があると知って驚いている。植物学者は何でも見ているもので、なかなか新種発見は出来ないようだ。
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今日は、「国際禁煙デー」だ、と言っていた。それかあらぬか、インドネシアで二歳になる幼児が一日に煙草を20本も吸っているとして、テレビで放映していたが、その顔つき、煙草を吸う態度はとても二歳には見えず、テレビ局の”ヤラセ”ではないのかと思ってみた。
「禁煙」
煙草を吸う人にとってはかなり難しいことらしい。しかし、最近のように「嫌煙権」なる言葉が出来てから、煙草を吸う人はますます肩身が狭い世の中になってきて、人の集まる場所はもとより、家庭内でも家の中では吸わせてもらえない「蛍族」まででている。
昭和50年くらいまでは、煙草は大人の象徴であり、男なら吸うのが当たり前。仕事中の中休みも「一服するか」というくらいであり、自分のように若いうちにやめてしまったものは、この一服の時間の間が取れず、よく、煙草一本を吸い終わり、次の煙草を出して火をつけようとするころに腰を上げるので、「あの親方は、、、」と陰口を叩かれていたそうだ。
ともあれ、止めようとして止めた禁煙ではないので、いまだに喫煙者には理解のない爺さんである。
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