白い追憶
八重咲きのどくだみ、あるとは聞いていたが見たのは初めて。
バイパス高架下の斜面に幾つも咲いていたのだが、一本目を見たときには「狂い咲き?」かと思っていた、しかし、次々と見つけていくうちに、まさか園芸品種?と疑ってしまった。
実際に、この白い部分は花びらでなく苞なのだが、どうしてこんな形になったのだろうか。
どくだみは、臭いの独特さから嫌われてきたが、その花の清楚と言った感じの白さは別だったようで、花言葉も「白い追憶」というのがある。
どくだみは漢字で書く、”毒矯”とか”毒痛み”などほかにもあるようだが、民間薬としては先日書いた”ユキノシタ”同様”火傷”や”できもの”には抜群の効果があり、いつでも使えるように、生えている場所は何箇所かインプットされていた。
そして、花言葉同様、どくだみは「幼い日の追憶」にも結びつく、、、、。
花を別にすれば、葉の形、色も変わりないことから薬として効果は変わりないのだろうが、掘って持ち帰るにはためらいがあった。
「やはり野に置け蓮華草」ではないが、、、。
.
昨日で終わった事業仕分けの中で仕分け人が、空港の需要予測が大きく間違っていた問題で「多大な国費を使っている中でゴメンナサイで済む問題ではない」と言っていたが、まったくその通りだと思う。
今日NHKの”クローズアップ現代”でも全国55ある地方空港のうちほとんどが赤字であり、近い将来、自治体が維持管理できずに廃港せざるを得ない空港がある。と言っていた。
ご多分にもれず、昨年出来たばかりの静岡空港も、3億円以上の赤字を出しており、原因は需要予測が大きく外れていることにある。
西は豊橋、東は厚木、北は山梨から飛行機に乗る人が来ると言う予測は、初めから間違いであると分かっていた。それにもかかわらず、その数字を元に計算した人たちは何を考えていたのだろうか。
そのときの知事以下、かかわった人たちの責任はどうなるのか、、、。
昨日の裁判で、名古屋刑務所で受刑者が看守たちに殺された事件の補償請求に看守や刑務所長へ対する請求は棄却され、国の賠償だけで終わったが、こういう判決は間違っていると思う。
お役所の人は責任を取らなければならないと言う自覚の元に行政に当たってもらうのが当然で、分かっていて犯した過ちは償わなければならない。
国の賠償は我々の税金だと言うことを忘れてもらっては困る。
| 固定リンク
コメント