« ひきずり考 | トップページ | 水菓子に見えて »

2010年6月17日 (木)

春蝉も鳴いて

030d .

高さ10m足らず名もなき瀧なれど、、、

春蝉が鳴き、若葉の間をすり抜ける風が吹くと、さっきまで市街地での蒸し暑く、頭を焼くような日の光をすっかり忘れれてしまう。

蝉が鳴くと言うのはへんな言い方かもしれないが、緑なす木々の間から聞こえてくる音では、これまた変なので、、、

朝から日差しが強く、九時過ぎには28度にも気温が上がれば、また昨日の二の舞になりそうだと、涼みを求めて藁科川をさかのぼる。

上流にある日帰りの湯「湯の島温泉」を目指す。昨年も暑いさなかにここに来て日中を過ごしたが、川っぷちに建つこの風呂の休憩場は涼風が入り、のんびりするにはもってこいと思った。

しかし、来て見るとやけに静か。早すぎたはずもないがと駐車場入り口の紙を見れば昨日今日と修理のため休業と言う看板。

「ここまで来て、そりゃないわ」戻るのも”胸糞悪い”とばかり、大間から富士見峠を越え、口坂本の温泉にとドライブ気分モードに切り替えて走る。

途中、蕗を採ったり、景色を眺めたりと30分ほどのゆったり走行を楽しむ。

標高千メートルほどの高地にも初夏は到達していて、春蝉の「ムジームジー カラカラカラー-」と乾いたような声(?)で連続して鳴きだすと気持ちがすっきりとしていく。

ところどころに、昨日の雨で増水したらしく、道上からほとばしる滝もあり、車から降りて、霧のようなしぶきを浴びて、しばしの涼みを楽しむ。

大日峠から口坂本にくだる山道は毎年のように崩壊し、今年も途中で交通整理をしていた人が、滅多に車の通らない道路をくだってきた自分に「あさってから無期限に通行止めになります」と、丁寧に説明する。

道脇には、ガクウツギの白い花、緑に映える山ツツジが、しばらく来ることのない自分たちに、名残の花を咲かせ見送ってくれた。と思うのは自信過剰か、、、、。

044d 030d_2

|

« ひきずり考 | トップページ | 水菓子に見えて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90605/48655256

この記事へのトラックバック一覧です: 春蝉も鳴いて:

« ひきずり考 | トップページ | 水菓子に見えて »