省エネ? 花弁のない花
赤芽柏(アカメガシワ)の黄色い花が芳香を放って虫を誘っている。
花弁のない小さな花に無数の雄しべを逆立てているような咲き方は、銀葉アカシアなどのほかにはあまり見られず、今で言う「省エネ」的な花である。
その蜜を求めてくるのは蜜蜂とコガネムシの仲間が多く、蝶はあまりみられない。
赤芽柏は、名前の通り四月の終わりころ新を吹き出すが、その色がほかの植物に比べて赤味が多いところから名付けられ、樹も雌雄別なため、上の写真の花は雄花である。
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今日は夏至。一年で一番日照時間が長い日なのだが、ヨーロッパと違って梅雨の真っ最中、日の目を拝むことが少ない。
今年は、この日の長さに一番困り果てているのが、相撲協会であろう。
毎日のように、小出しで野球賭博をしていた、力士や親方などの関係者の名前が新聞におどる。
一番最初に全てをさらけ出せばよかったのに、なまじっか隠し立てしたおかげで、マスコミが重箱の隅をほじくり返すように名前を探し出しては血祭りにあげていく。
まるで、そのむかし、針を持って南京虫を突き刺して、人の血をすった虫をつぶして喜んでいた風景を思い出す。
相撲界という蜜を吸いに集まっている虫はどんな方法でつぶすことが出来るのか。はたまた、血を吸われ過ぎて、、、、再起できなくなってしまうのか。
自浄能力のない協会の役員にとって、この夏は暑くて長いことだろう。
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コメント
おばさま
赤芽柏。葉っぱの形が似ていると見た人が名付け親でしょうが、ギタギタと角張って末広がりの葉っぱとこの写真の葉っぱが同じに見えたのはどうしてでしょうか?。
相撲のほうもどうやら底なしですね。
前にも書きましたが、国技と言う言葉を返上したらどうでしょう。
相撲レスリングなら反則も興行のうち。賭博も、、、、いやそうではないと思いますが。
九党首の、、、言葉が軽くなりましたね。
投稿: オラケタル | 2010年6月22日 (火) 21時40分
庭の柏の木 調べて見ましたが、ただの柏。
5月に柏餅を包む柏です。
国技相撲もどうなるのでしょう。
膿を出す・二度とないように
嗚呼聞き飽きた~
記者クラブと9党主に聞く [NHK13:00~15:00]
ずっと聞いていました。面白かった。
ご覧になりましたか。
投稿: おばさん | 2010年6月22日 (火) 19時32分