« 猫に小判 | トップページ | 鉱山屋はなんでもできる »

2010年6月10日 (木)

バーヤ コン ディオス

019 .

裏を流れる川に先日来、親のいないカルガモの雛が六羽いる。

011 一番最初に気付いたたのは、三週間前だった。まだ黄色い部分が残っていたから生後二週間とは経っていない雛と見たが、この集団には何処を見ても親が見えなかった。

人間じゃあるまいし育児放棄をするような鴨がいるのだろうか、それとも、親が外敵に殺されたのだろうか、、、、、。

雛たちは怖いもの知らず。川の縁にある草むらに入ったり自由奔放に遊びまわっていたので、いずれ、カラスや猫に、、、また蛇にやられるものと思っていた。

024 ところがどっこい、それからちょくちょく餌をあさっているのを見るようになった。六羽の内一羽も欠けることなく、、、、そして、順調に育っているように見える。

鴨の一番の強みは、巣立った直後から、親に餌をもらうということがなく、自分で啄ばむことができることであろう。

それにしても、親がついていても天敵にやられて数を減らしていくのに、ここまで育ったと言うのはたいしたものである。

まさに、「親はなくても子は育つ」の見本かもしれない。

多分、人目のある川の中にいることが、天敵から逃れている理由なのかもしれない。しかし、これからの梅雨で川の水かさが増えたときどうなるのか。

心配はしても、何も出来ない。どうか、この先無事に育ってくれることを願う。

スペイン語ではこういう場合、投げかける言葉に バーヤ コン ディオス (vaya con dios)というのがある。直訳すれば「神のご加護を、、」というのだが。

.

むかし、「商売は牛のよだれのように」ということがあると聞いた。

商売人は、一気に儲けようとはしないで、細く長く続けているうちに信用も出来て、おいおい儲けも増えてくるようになる。と、いうたとえだと聞いた。

ところが、最近では短期に儲けを出さないと、株主、特にヘッジファンドあたりからのクレームで、会社役員を首になる例が出てきて、世の中が気短く、世知辛くなっている。

それかあらぬか、本家本元の牛もうっかりよだれをたらそうものなら「口蹄疫」の疑いありとして殺されてしまう世の中になってきた。

牛や豚の言葉が分かるなら、「しばらくは口をギュッと引き締めて、涎をもらさないように」と教えてあげたい。でも、その方策も天寿を全うするまで生きられないけれど、、、ね。

いままでの牛のよだれと口蹄疫のよだれとはどう違うのか、畜産について何も知らない輩であるが、何万頭もの牛豚がただ殺されて埋められてしまうのはなんとも納得できないものがある。

こちらも、バーヤ コン ディオスと祈るしかない。

ヨーロッパでも、こんな方法で対処したそうだが、治療薬、予防接種やワクチンがないのだろうか。無いとしたらどうして研究開発しないのか。

報道を見る限り、こんな疑問に答えてくれる記事はさらにない。

.

|

« 猫に小判 | トップページ | 鉱山屋はなんでもできる »

コメント

慶さん
今日も六羽そろって行動していました。気になって通りかかるたびに覗きこんでいますが、見えない日は心配になります。
しかし、「親はなくても子は育つ」を、実際にやっているのを見ると目に涙でしょう。

口蹄疫の問題は、イギリスで流行して何年経つのやら、その間、予防、治療はどうしていたのでしょうね。

投稿: オラケタル | 2010年6月12日 (土) 22時20分

鴨の子供たち、頑張っていますね。
6匹全部無事っているのはすごいですね。来週には雨が降りそうですけど、なんとか無事育ちそうですね。

口蹄疫はどうして治まってくれないのか心配ですね。一度治まりかけたようだったのでよかったと思ったら一転拡大してしまって。ワクチンは2年後に実用になるかもということなので、まったく間に合わないですね。

投稿: | 2010年6月12日 (土) 15時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90605/48595213

この記事へのトラックバック一覧です: バーヤ コン ディオス:

« 猫に小判 | トップページ | 鉱山屋はなんでもできる »