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2010年6月20日 (日)

フーッとため息

Img_0207_2 .

草冠に秋と書いて萩(ハギ)といい、秋の七草にもはいっていることから、ハギは秋の花の代表とも取れるが、花の咲く期間が長い花で、麻機の水路には、もう散り始めているハギさえある。

青紫の澄んだ色合いのこの花は、”宮城の萩”と呼ばれる種類で、園芸品種としてあちこちで咲いている。

Img_0203 マメ科の植物だけあって、その花の一つ一つの花の形は、えんどう豆やささげなどともよく似ているが、古来から日本人好みの花として、沢山の歌に読まれている。

しかし、どの歌も秋の花のという固定観念から抜け出せないようで、秋を歌ったものばかり、季語と言う言葉に雁字搦めにされているように感じてならない。

ただ、花札の”猪に萩”だけが、七月になっているところが救われる、唯一の束縛逃れと言うのは言いすぎか。

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昨夜の十時半ばになって、日本中から「フーッ」と大きくため息ついたのが聞こえてきた。と感じたのは自分だけだったろうか。

サッカーのワールドカップで日本がオランダに負けた瞬間である。それほどサッカーに興味はないし、ときどきチャンネルを変えて見ただけの感想だから、こんなことを書くと熱烈に舞い上がり、太鼓叩いて笛吹いて応援していた人に叱られるかもしれないが、明らかに格が違うと感じて見た。

特に前半は、日本側のフイールドばかりでボールが回されていた感じがし、最後のロスタイム辺りのやり取りがなぜ出来なかったのか、、、、

新聞は惜敗としていたが、点数差以上に押されていたように見えた。

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いまから50年ほども前の話しだが、坑内の作業場に人を運ぶ小さなトロッコ電車があって、人車と呼ばれていたが、この運転手が大の”巨人狂い”。

巨人が負けた翌日の運転は、八つ当たり的に急発進をするので、”ダンッ ダンッ ダダダンッ、、、”と連結部分を鳴らして進む。乗車している人みんなが「今日は巨人が負けたからな」と言い合ったものだった。

巨人が9年連続してリーグ優勝をしていたころ、「巨人 大鵬 卵焼き」の時代であり、かなりの人がこの流れに乗って支援していた。

自分なんかは、同じチームばかりが優勝しては面白味がないと感じていたが、それら熱狂的な人は勝って当然であり、この運転手氏も三連敗でもしようものなら仕事を休み、どんなに遠くても球場に向かったそうで、、、、急発進は三日目ぐらいからはほかの人が運転するので収まった。

幸いにしてか、、、、不幸にしてか、、、いままでにそれほど熱狂したスポーツがなく、クールな男と呼ばれてきたが、この言葉の反面には「人情味の薄い男」みたいな意味合いがあったと思う。

一方で、「野球フアンというのは、熱狂しないことには面白くならない。だから知的レベルが低いスポーツなんです」という当時の識者の言文があったのを覚えている。

物事に熱狂出来ない人のやっかみなのだろうが、、、、、、、

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コメント

おばさま

昨日の強い雨で萩の花もかなり落花していましたが、まだ秋には間がありますよね。

夏目漱石の「草枕」に「知に働けば角が立ち、、、とかくこの世は住みにくい」と書いていますが、明治のころから、、、そのもっと前からでしょうが、、、、
情に流されるのを強要されても困るんです~。

投稿: オラケタル | 2010年6月21日 (月) 22時28分

萩の季語考えたこともなかったcoldsweats01
なぜなら 春は牡丹餅 秋はおはぎ  というように
信じてやまないおばさんなんです。
学生の頃 食物文化史という講義のなかでも
教授は自信満々の講義であったbook
サッカー見ましたtv
見ないと非国民のような報道に、ついつい熱が入り。
川口に変わったGK川嶋も良かった。
野球は母が大好きheart04そうです。
運転手さんと同じ。巨人大好き人間です。

投稿: おばさん | 2010年6月21日 (月) 13時05分

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