ねぇ 話をしようよ
「ねぇ 話をしようよ」 「そんなこと言っても、近すぎて見えないよ」とでも、話しているかのように遊覧船の飾り首の先端、くちばしの上に止まったとんびが、前を見たまましばらく動かないでいる。
乗客が乗り込みだした振動でようやく飛び上がったが、名残惜しそうに見えたのはこちらの思いいれ、、、
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前前日の夜から食べすぎぐらいに食べ、且つ飲んだため、胃袋がびっくりして調子が悪く、重い腹を抱えたまま諏訪湖の湖畔を散歩する。
昨日は農作業を終えた後、大門峠をまわって諏訪に下ってきて泊まった。宿は広めの部屋を用意してくれているのと若い仲居さんが多かった。
(若い仲居さん。接客態度は非常によいのだが、どちらかと言うとマニュアル通りのきらいがあって、臨機応変とは行かない。しかし、初々しいと思えばこれも良いところか)
そして、最上階の露天風呂からは湖の周囲に広がる諏訪市外の明かりがちらちらと瞬く、、、
年を取ったためか、昼の食事がまだ消化しきれない感じなのに、この宿の食事も量が多く、甘いものは別腹という女性までが最後のデザートを敬遠するほど、、、。
「目の前に出されたものを口もつけないで返すのは失礼だ」と日ごろ言っていた自分も、、、、さすがに食べきれなかった。
二十六日、曇り空からぽつぽつと降り出した雨は、次第に激しくなる。どこか観光をしてから帰る予定も「この降りようじゃ仕方がないね」とそれぞれの方向に分かれて帰路につくが、予定通りに農作業が済んだことで、空模様とは別に気持ちは達成感で晴れ晴れと車を走らすことが出来た。
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コメント
慶さん
空を飛んでいる野生のとんびではなかなか此方の思惑通りには動いてくれないので、まったくの偶然ですが、、、、あとは見る人の思い入れですね。
私も、以前はどれだけ食べても、、と言うほどの健啖家でしたが、「気持ちはどうでも、身体は着実に老化」しているんです。
このギャップが何時分かるのでしょうね。いや、分かっていても認めたくないのでしょうね。
投稿: オラケタル | 2010年6月28日 (月) 21時45分
あら~。遊覧船の鳥の目の表情と、くちばしにとまった鳥のとまり方がいいですね~。また写した角度が撮ってもいいです。2匹(?)でお話しているみたいですね。
最近は慶もお肉なんかを調子に乗って食べるといつまでも胃に残ってしまっているのか、次の食事に差し支えるようになりました。別腹も出来なくなりました(>_<)だから、バイキングで食べられるだけ(欲張らずに)少しずつ味わって食べるっていうのがよくなりました。
投稿: 慶 | 2010年6月28日 (月) 11時10分