なにもかも黄色
へちまが黄色一色の花を広げている。
雄しべも雌しべも花びらも同じ色に、それにしても、花びらの大きい花である。
近寄ってきた蜜蜂は、アニメで見る小型戦闘機のように周囲を旋回してから、雄しべに取り付いていた。
昨年、へちまの名前の由来として、もともとトウウリ(唐瓜)と言っていたが、縮まって”とうり”となり、”と”と言う字は、”いろは”四十七文字があるなかで、”へ”と”ち”の間に挟まっているので「へちま」と名付けられたそうだ。と、いうとんちばなしに似た話を紹介した。
ついでに、花言葉を探してみたら、「剽軽」「悠々自適」と言うのがあり此方は長い瓜をぶらぶらと風に揺らしているところからだろうか。
悠々自適とは、退職後、決められた仕事もなく好き勝手に過ごしている人を言うようだけど、「金があるときゃ閑が無い 閑のあるときゃ金が無い」で、なかなか思うように過ごせないのが人生である。(自分だけかもしれないが、、、)
そのうち、大きく熟した瓜になると、皮を溶かされ、種も捨てられ繊維だけになり、せっせせっせと自分の身をすり減らしながら最後には、ぽいと捨てられていくのは、、、、、なんだか哀れな末路が見えてきた。
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