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2010年7月 5日 (月)

ゆ~らりゆら、、、と

010a .

池を吹き渡る風に花びらをゆだねて、蓮の花が花びらを揺らせている。

多分花としての務めを終えたのだろう。開ききった花びらに力は無く、いまにもハラハラと花びらを舞い落としかねない感じで、ゆ~らりゆらと風まかせ、、、。

013a ”ポンッ”って、音は立てたかい? 聞こえなかったけんど

昨年までは、蕾からいま開ききったと言わんばかりの花を狙っていたが、踊り子の手さばきのように大きな花びらを揺らしている花に目が行ってしまうのは、我が身に照らしてのことのような気がしてならない。

藤枝の知り合いから、蓮華寺公園の蓮が見ごろだよという知らせで行ってきたので出かけてみたが、車を降りた途端真上から照りつける重苦しいような熱気におもわず「あつ~い!」。

それでも池の周りを一周してきたが、ウイークデーと言うこともあってか、人影もまばら、ときおり吹く風を探すようにして巡る。

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これまで、歴史には関心が薄いと見られてきた女性が漫画などの影響で戦国武将の名前を知り、「レキジョ」と名付けられて、ゆかりの地を回っているそうだ。

戦国武将に興味を持つと言うのは、肉食女子に関係が有るのかと思ったら、漫画に書かれている武将の顔を美男として書くためだそうだから、近いうちに熱が冷め、「そんなことあった?」ということになるだろう。

有名な作家だったが、名前を忘れた。

その人が、歴史小説のあとがきに書いていた言葉の中に「小説家は嘘つきです。一冊の本をものにするのには、歴史上の事実を集め、その隙間を自分の想像で膨らませるだけ膨らませて書くのです」と言っていた。

無味乾燥な、歴史上の事実は省くわけには行かないが、残りがまるっきりこうだったらいいなぁ、と言う小説が、テレビで放映されるといかにもそれが事実であるかのように大騒ぎする日本人、というより、それに乗っかって「観光誘致!」だとのぼりを立てる。

まるで、全国順繰りに回る国民体育大会に似ている。昨年は、歴史上に名前が見つからない「山本勘助」であり、今年は明治の中ごろまでほとんど知られていなかった「坂本竜馬」である。

自分たちが子供のころ読んだ、歴史上の人物で平清盛と足利尊氏は悪者の典型であり、徳川家康は狸親父として三大嫌われ者であったが、テレビドラマで生まれ変わった。

この先どんな人物が、祭り上げられるのだろうか。それにしても、作家の膨らませた夢をほんまこととして信じてしまう人、、、、、  

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コメント

慶さん
蓮華寺と言うのは地図を見てもありません。
江戸時代に、このあたりの三つの村が共同で土を掻き揚げて作ったそうですから、その頃には蓮華寺跡などという地名が有ったものではないでしょうか。

同じ花をみても、年とともに見る角度違ってくるのでしょうか。今回は大きな花びらが風に任せてゆれるのが綺麗に見えました。

投稿: オラケタル | 2010年7月 6日 (火) 22時05分

蓮の花、綺麗ですね。
そういえば「蓮華寺」公園って名前でしたね~。やはり蓮の花と関係があるのかしら。
慶も、最近はちょっと花が盛を過ぎつつあるような花に魅力を感じるようになりました。はらっと落ちそうな花びらが綺麗だななんて思うようになりました。
「歴女」ってアニメとかゲームから歴史に興味をもったらしいですよ。皆美男子にかっこよく登場するから、かなり実像とは違うのではないかと思います。彼女たちにとってはゲームの一部、現実にはない、アニメの世界に酔っているんだと思いますよ。

投稿: | 2010年7月 6日 (火) 16時57分

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