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2010年7月14日 (水)

複雑な空模様のした

014a .長い口吻花に差し入れて蜜を独り占め

今日の空模様は複雑だった。晴れ、曇り、雨降り目まぐるしく変わり、青い空から雨が降ってきたこともある。

見上げてみると、上層の雲の動きと下層の雲が反対に流れていたりして、それがこんな天気を作り出しているようだ。

テレビでは、九州や山口県辺りでかなりの降り方をしているようで、濁流や崖崩れが頻発していて、他人事とは思えない気の毒さが伝わってくる。

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017 遅れてやってきた揚羽蝶、尾羽打ち枯らしてヨタヨタと、それでも生に執着して懸命に

その雨の隙間を縫って、と言うより、降られるのを覚悟の上で出かけた、近所のお寺境内に咲くアガパンサスの花。

涼しげな水色の花を、沢山付けて鞠のようにして立っている。

日本名を”紫君子蘭”だと言うが、あまり、似合った名前とは思えない。原産地はアフリカだといい、寒さには弱いそうだが、雪が滅多に降らない静岡では冬が越せるようで、露地に植えっぱなしでも立派な花を咲かせている。

此方では、明後日がお盆の供養をする日なので、境内には塔婆が何本も立てかけ並べてあった。だれもいないので聞きようもないが、墨を乾かしているのか、此方の風習なのか、それとも、ほかの理由なのか分からないが、始めてみる光景だった。

とまもなく、黒い揚羽が二頭もつれるようにこの花に近づき、花に戯れるように飛び廻り、「どれにしようかな?」と言った感じで花芯を覗き込んでは蜜を吸っている。

蝶のように口吻が長い虫向きの花なので、独占欲に満足したような余裕の態度と顔つきに見えてきた。

むかしの人は、蝶々に霊的なものを感じていて、万葉集などには蝶を歌った歌が全然ないそうだ。そのわけは、蝶のふわりふわりとした独特の飛び方や、腐った肉や糞などに一部の蝶が群がり集まることにあるためではないかと言われている。

おりしも、盆の入り、霊的なものを感じられる人はいざしらず、いたって鈍感な我は、雨が降り出したのもかまわず、ただただ眺めているばかり、、、、。

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コメント

MOZOさま
ようこそいらっしゃいました。
確かに紋黄揚羽でした。書き間違いです。
十二日に書いた、DNAは知っていた?でも扱っていたように、南方同士の先祖を持つ遺伝子同士が、日本を北上中といったところですか。

投稿: オラケタル | 2010年7月18日 (日) 22時17分

こんにちは。
慶さんのところから来ました。

このアゲハ、モンキアゲハですね。
南方系のチョウなので、アガパンサスの花との組み合わせが似合うチョウなのかもしれませんね。

最近は、分布の北限が上がっているようで(図鑑では関東までですが、東北でも最近発見されているようです)温暖化か?なんて騒がれたりしているチョウだったりします。

投稿: NOZO | 2010年7月18日 (日) 07時45分

慶さん

最近揚羽蝶をよく目にします。今日も、子供病院の裏手に何種類もの揚羽蝶がいて綺麗な羽根を写しましたが、揚羽ばっかりでも、、、と

塔婆のことはその土地土地で違うと思いますが、本堂の縁台にずらーっと並べてあり、写真にするにはチョットという感じでした。
同じ宗派でも様式が違うのでなんともはや、、、、

投稿: オラケタル | 2010年7月15日 (木) 21時37分

おば様へ
オラケタルさんのところをかりてごめんなさい。
何にも敷居は高くないですよ。むしろ地下にもぐっているような(^_-)-☆花のことも写真のこともオラケタルさんに教わりながらですから、つまり、オラケタルさんは慶のお師匠さんなんです。ぜ~んぜん気を使うような相手じゃないです~~~。お気楽にどうぞ(*^。^*)

投稿: | 2010年7月15日 (木) 13時33分

アゲハ蝶特に黒いのは誰かの化身のように見えてしまうのです。ちょうど時期もお盆のころなので、そう思ってしまうのでしょうか。
 塔婆はもしかしたら、永代供養とか無縁仏になった方のとか共同になっているお墓の方の塔婆かもしれません。実家のお墓は本当は信州の方にあるのですが、母親が嫌がってこちらで永代供養の共同墓地に父親を祀ったんです。すると塔婆を置く場所がないもので、傘立てのような塔婆入れがあって、特に新盆を迎える方や、まだ土地だけ買ってお墓を立ててない方などの塔婆を立てかけてありました。もしかしたら、単に乾かしていただけかもしれないですけどね。

投稿: | 2010年7月15日 (木) 09時51分

おばさまのコンプレックスは何処から来ているのでしょうか。
人はそれぞれ、良いところを持って生きていると思うのですが、、、(オンリーワン)。
自分なんかは家庭の事情もあって就職するための高校に入り、ほとんど現場で体力を使う仕事で通してきましたので、若いときには大学コンプレックスもありましたが、大卒の底の浅さを知って、、、、。
このブログも、その日思ったことを書きとめているだけ、、、、が、主体ですので順位を上げようとか、人に見てもらおうというような書き方をしていないつもりです。
余所の人のブログと交歓するのは、自分に無いものを持っていたり、親近感からでしょうね。
知識がどうのこうのではないと思います。

投稿: オラケタル | 2010年7月15日 (木) 07時53分

豪雨による被害が各地で出ている様子が、放映
されていましたが、本当にお気の毒です。
静岡は改めて良い地だと思います。我が家からは
朝に夕にfuji霊峰富士を拝むことが出来、
日本三大急流のひとつ富士川が流れ、良い田舎です。

知っている花がでてきましたが、ただ知っているだけ。
慶様のところにも、出かけたいのですが・・・
皆様とは違い、知識がないただのおばさんdown
敷居が高く・・・・。
明日は勇気だしてみようscissors

投稿: おばさん | 2010年7月14日 (水) 23時22分

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