ラブリーな日本
そのむかし、日本は「大和豊秋津島」と呼ばれていた。
日本初の天皇と言われる神武天皇が大和の国を国見して「秋津が交尾しているような美しい山が連なる国であることよ」と、のたもうたと日本書紀にある。
秋津とはトンボのことであるが、自分の国を見てトンボが交尾していると言う表現をいまの天皇や総理大臣がしたとすると、どう評価されるだろう。と思うと、、、、
巴川のそばで乱舞している、その名も神様トンボの中にまさに交尾中のカップルがいた。
尻尾をエメラルドグリーンに光らせた雄が、尾の先で雌の首の根っこを挟み込んだと思う間もなく、草の葉先に止まり交尾を始めた。
その葉っぱにつれてくるまでの様子がまるで、拉致そのものといった感じにみえる。
雌のほうも、それ以前に同意していたのか、観念したのか、葉先にとまるとすぐに尻尾を雄の胴の下に差込み、ハート型の姿勢をとった。
この形と、大和の国の山並みがどう一致するのか知らないが、今風で言うならラブリーな格好でペンダントにしたいデザインかもしれない。
日本の国は愛である。 ”愛”と言えば友愛も愛か
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報道に煽られたかのようにして、民主党の代表選挙に管首相と小沢一郎が激突する格好になるようだ。
一般国民から見ると、巨額な政治資金の使い道を秘書のせいにして説明をはっきりとしないでいる小沢一郎が代表で首相と言うのは納得できないが、管首相も消費税増額の独り決めや、国家戦略局格下げなどチョット引いてしまうと言う感じは免れがたい。
ただ、いまの閣僚のほとんどが鳩山前首相の選んだ人であり、選挙直前に就任したドタバタ内閣では思うように行かなかったかもしれない。
しかし、ここに来て山岡副代表や原田総務大臣、興石参院会長など小沢側近と言われる人たちの顔つきが卑しく見えてきたのは自分だけの感情なのだろうか。
それにしても、日本を任せたいと思う人ってのはいなくなったもんだね。
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コメント
慶さん
頭じゃないんです、首根っこです、むかし、学校でいたずら生徒を叱るとき先生がしたやり方で、身動きが出来ませんでした。 へへへっ
民主党には期待した分だけ反動が大きいのですね。
しかし、ほとんどが元自民党なのですから、先祖がえりなのでしょうが、、、
早く若い人が実権をにぎって、、、と思いますが、実権を握った頃には永田町の倫理しか分からない人になっているんでしょうか。
投稿: オラケタル | 2010年8月27日 (金) 21時25分
尻尾で頭を挟むんですか❣
❤型だけ見れはいわゆるラブリーなかわいらしい感じですけど…。ある意味命がけですね。強いものしか子孫を残せない…。
「友愛」なんだか最近この言葉が薄っぺらく感じちゃいます。特に鳩ぽッぽがあっちつつきこっちつつき、何だよ結局こっちに行くのか…。民主党にちょっとばかり期待したし、管さんになって期待したんですけど、管さんも変わってしまった…。いよいよ迷走…、日本も終わりか…なんて思っちゃいますよ。三島のサルも困るけど、日本の首相選びはサルのボス選びの方がちゃんとしてるんじゃない?
投稿: 慶 | 2010年8月27日 (金) 16時49分