自家製? シケモク?
クサネムの花がひっそりと咲いている。
淡いクリーム色といったほうが良いのか、草丈一mにもなる枝のあちこちにまばらに咲き、鞘に入った豆を実らせる。
クサネムのいわれは合歓のように触ったりすると葉を閉じてしまうことにあるが、日が落ちれば同様に閉じてしまう早寝早起きと言うか、ほかの葉っぱに比べてまめったい草である。
水気の多いところを好むため、耕されなくなった田んぼなどで大量に茂るところから、あまり良い印象はないが、これは、草のせいでなく、手入れをしない人間側にあることだから仕様が無いことである。
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明日から、煙草税が上がってかなり高額のものになるため、買いだめする光景がテレビで報じられていた。
何万円も出して両手がふさがるほどの荷物になっている人の映像を見ると、あんなに吸えば身体が悪くなっても仕様がないような気がする。
人様はいざしらず、自分の場合だったらすぐ傍に好きなものがあると我慢できない性質なので、普段より余計に吸ってしまうのは間違いない。
幸いなことに、20代に入ったばかりのころ止めたお陰で、今回の増税は高見の見物と言ったところ、、、、。
煙草は一種の麻薬だと言っている人もいて、なかなか止められないようで、戦後の物がない時代でも、煙草はやめられないらしく、いろいろな草を乾かしてを辞書の薄い紙でくるみ吸っていたのを知っているし、手伝った。
そして、人が吸って捨てた煙草の短いのを集め、ほぐして再生した”シケモク”なるものまで吸うといういじましい姿も見ている。
また、昭和の40年代最後の頃まで海外に出かけると、帰りの飛行機で煙草が2カートンまで無税と言うことで外国製ウイスキーや香水をとともに、土産にすることが必須条件だったことも思い出した。
しかし、煙草の健康被害が言われるようになってから、値上げされても一本当たりの単価はまだ先進諸外国より低いそうで、これでも止められない人は、更なる値上げが待っていそうである。
さて、、、、何処まで耐えることが出来るやら、、、自分でタバコの葉を栽培することは出来ないそうだから、どうしても吸いたいと言う人は、周りの草で自家製を作る?それとも”シケモク”を吸う?。
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