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2010年9月 6日 (月)

アンデスの乙女って

018 .

016w 「アンデスの乙女」って名前だなんて聞くとついつい興味を持って眺めてしまう。

このクソ暑いさなかに、黄色い花を次から次へと華やかに咲かせている元気さは、生まれ故郷の南アメリカの風土がそうさせているのだろうか。

花の形は遠目では黄色いだけで普通に見えるが、間近で見ると、蘂が尋常でなく、下も長いのは雄しべとわかるが、雌しべは青い角のようなものなのか、上の短い蘂なのか判断が出来かねる。

005_3  しかし、アンデスの山中で仕事をした身にとって、こんな艶やかな乙女にはついぞお目にかかれなかれず、右の写真のようなセニョーリーター(これが本物のアンデスの乙女?)を時折見かける程度だった。

花の名前は、正式には「花センナ」と言うそうだが、センナに当たる漢字は無いので調べて見たらあちらで呼ばれている”senna”をそのままつけたようである。

また、この木の成分は、下剤や健胃剤など薬に使われ、バリュームなど飲んだ後に飲まされる下剤に使われているとも書いてあった。

そして、多分違うと思うが、この字は人の名前などにも使われ、現場にも一人いたが、自動車レースで有名なアイルトン セナなどはこのつづりで表記されているが、どんな意味の名前なのか聞かなかったので分からずじまい。

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八月のお終いに、大型電気店に行っていたらいかにも田舎から出てきたような服装の老夫婦がクーラーの前で店員と相談していた。

遠くからそのありさまを見ていて「例年ならもう二~三日で暑さも収まるのに、今頃買いに来なくてはならないなんて、気の毒に、、、」と思っていた。

ところが、我が家のクーラーもよる年波か、突然故障してしまった。静岡に来た年に買ったものだから、32年になる古強者。

夏の初めに電気屋から「寿命がとっくに来ていますよ」と言われていただけに覚悟はしていたが、この時期になって、、、、

そう言われたときは、「もうひと夏使って来年に買い換えよう」と決めていたのだが、長期予報を見ればとても夜が過ごせそうも無い。

「ほれみたか」とは口に出さないが、エコポイントがどうとか こうとかと、いう説明を聞くと此方の僻目がそう思わさせてしまう。

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