実は目立つのだけど
長い間探してきたサネカズラの花にやっとめぐり合えた。八月の半ば過ぎに花が咲くとは聞いていたのだが、気がつくといつも小さな実になっていて花は終わっていた。
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サネカズラ、漢字では実蔓と書き、冬になるとピンポン玉くらいの真っ赤な実が目立つためにつけられた名前だろ思うが、雌雄別株のためなかなか見ることが出来なかった。
直径1センチほどの小さくて地味な花は、生い茂る蔦の中に隠れていて、かき分けなくてはその姿を見せない。
花言葉を見たら、”チャンスを掴め”とか”再会”というのがあったが、こういうことを言っているのだろうか。
早朝散歩の途中だったので、光量が足らず画面が粗い写真ばかりになったのでもう一度写しなおす必要がありそうだ。
実蔓は、別名を”美男蔓”ともいい、その語源はこの蔦の樹液がぬるぬるしているところから、鬢付け油の代わりに用いられたことに由来すると言う。
とにかく、赤い実が目立つところから、百人一首にも「名にしをば 逢坂山の実蔓 人に知られて 来るよしもかな」と、歌われている。
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今日は、朝から押尾被告の裁判でマスコミが盛り上がっていた。この暑いのにご苦労さんと言ったところ、、、、、、。
二時からのワイドショーにいたっては、裁判の途中から入れ替わりに出てきて逐一状況を放送していた、そのさまは、まるで玩具を見つけた子供みたいに面白がって騒いでいるかのようで嫌になったが、明日は各社同じようにワイドショーで騒ぐのが目に見えている。
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