たぶん藪小豆
草むらの中に点々と黄色い花が撒き散らしたように藪小豆(ヤブアズキ)が咲いている。
高い木などに絡み付いて背伸びをすればもっと目立つのだろうが、低い草の中では地面にばら撒いたようにしか見えない。
直径2cmとはない小さな花だが、花弁を広げると言うことがないため、構造ははっきりとみえず、お互いにくるくると巻きあっている。
よく似た草に、野小豆というものがあって、鞘に薄い毛が生えているかどうかぐらいしか素人には区別が出来ないそうで、その毛も、、、となると、”えいやっ!”と決めるしかないようだ。 で、これは「藪小豆」としておくことにした。
間違っても、どうってことないや。と、ね
この草は、小豆が野生化したとも、この草から小豆に改良したとも言われ、どっちがどっちか分からないらしいのだが、鞘もごく小さく細く、種は赤いのはよく似ているが、3mmほどしかない小さなものである。
以前、どっちが本当なのかと庭に蒔いて見たが、蔓が延びたとき雑草と間違えて抜いて捨ててしまい小豆になるかどうかの実験は見事に失敗してしまった。
.
今日は、暖かいはずの静岡でも一気に気温が下がり20度を少し超えた程度で一日が終わった。散歩には絶好の気温となり高曇りの空のした富士山が真っ黒な姿を見せていた。
今朝ほどのニュースで富士山も初冠雪を記録したそうだが、ここ静岡からも観測できるほど降った訳ではないらしく、真っ黒のまま。
とはいえ、「暑さ寒さも彼岸まで」を実現してくれ、これからは、三寒四温ならぬ、三温四寒で秋も深まることになろう。
| 固定リンク
コメント
TOMOKOさま
学者ではないのだから、花の名前もアバウトで行きたいと思います。
ペルーの山奥で、少し学問のある人に花の名前を聞いたら”フローラ”で全てを片づけてしまわれました。
寒暖の差もしばらくは大きいようですから、身体には気をつけましょうよ。
投稿: オラケタル | 2010年9月25日 (土) 21時32分
慶さん
この花がもう少し大きいと秋の花の主役に成りそうなほど綺麗なのですが、、、、、それにしても、巻き巻きの花びらは複雑ですし、草むらにこぼしたようにいっぱい咲くのもまた趣きがあります。
富士山、長沼からも真っ黒でいたか?
急に下がった気温もまた難物ですよね。私にとっては寒い日のほうが良いのだけれど、、、暑いのはもうイヤ!
投稿: オラケタル | 2010年9月25日 (土) 21時27分
藪小豆… 私もつい先日のウォーキングの折に目にして写真だけは写しましたが、まだそのままだったのですよ。
名前が解って嬉しいです。野小豆かもしれないのですね…
でも、どっちでもかまいません私は。
一気に寒さを感じるようになりましたね!
投稿: tomoko | 2010年9月25日 (土) 05時34分
花もなかなか綺麗だし、これが食べれたら、なかなか柔らかくておいしそうに見えるけれど、どうでしょうねえ。さやはささげに似ていますね。
富士山、久しぶりに見えましたね。夕方長沼駅から、(電線が邪魔ですけど)綺麗に青黒くすそ野まで見えました。今日はほんとに肌寒かったですね。こんなに気温の上下があるとついて行くのは大変ですね。でも、これが平年並みの気温だと聞くと、今までの暑さの異常さをいっそう感じます。
投稿: 慶 | 2010年9月24日 (金) 22時37分