耳が痛い
夏前から庭に幾匹ものカマキリがいて、仲間同士で睨み合っていたりしたが、夏も過ぎた今では天敵にやられたか仲間同士で決闘したのか、今では一匹しか残っていない。
その一匹が、連日のように韮の花に獲物狩りに来ている。
そして、今日も。待ち構えていれば花の蜜を吸いにセセリチョウが寄って来た。初めは別の花に掴まっていたが次第にカマキリの待つ花の近くに寄っていく。
満を持して、微動だにしなかったカマキリがそろりそろりと上体を傾けて狙い一発、目に留まらぬ早業でセセリチョウをしとめた。
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この間、カメラを構えて狙っていたが、獲物を取る瞬間はシャッターのほうが間に合わず、、、、
蝶々を擬人化して人間的に見れば可愛そうな感じもするが、これも自然界の掟。カマキリが一匹になったのも同じ現象の結果と見れば、、、、、
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いま、一番下の孫が悩んでいるそうだ。
去年入った少年ソフトボールのチームで今年はピッチャーを任されて喜んで投げていたのだが、球すじが良いのか最近打たれ出して負け試合が多くなり、代わりに近所の同級生が内野守備から変わって交互にピッチャーをやることになった。
ところが、この少年はコントロールの悪い荒れ球だが、スピードもあって勝つことが多くなり主役を奪われそうになり、それが元で試合に行くのも億劫になっているらしいと娘は言う。
娘は「たまには落ち込むのもいいさ」と気にかけていない様子。じいじもそうだと思い、孫に「そんな時期もあるさ、嫌なら行かなくても良い」なんてけしかける。
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それに反して高校生の孫はいま絶好調の調子、、、、。
もともと激しい運動は控えて、と言う医者の診断にしたがって、部活は弓道部に入り弓を引いていた。
そもそも、長いケースに入った弓を持って歩く人に憧れたというだけの動機で入った部活だから、誰も期待していないし、本人ものんびりやっていたのだが、何を間違えたのか、先日の試合で優勝し賞状をもらってきたとき、「もう二度とないから、トロフイなら良かったんだけど、、」なんて言っていた。
ところが、一昨日の大会で再び優勝してトロフイを獲得。「じいじの言うと通りにやって、とれたよ、、」って電話が入った。
「じいじの言う通り」とは、その前日美容院に行った帰りに立ち寄ったとき、「前の大会では運が良くて、選手に選ばれたけど、今度は仲間の足を引っぱらなきゃいいんだけど、、、」と心配そうに言ったので
そんなときは今日の美容院代を頭に思い浮かべて、弓を引きながら「8,300円っ 当たりぃ~!」ってやれば大丈夫てふざけたことを言ったら、試合中にそれが頭にかすめ、そうやったら当たったよ。
緊張感で勝負の別れ目が決まるとき、そんな言葉が助けになったかと思うとこれも”年寄りの功”たまには成功するわい。とにんまり
今日のテレビでも年寄りのコメントとして、「ただ年を取っているだけで敬われるのではなく、年よりも敬われるだけのことをしなくては、、、」と言っていた人がいたけど、、、、
駄洒落を飛ばすくらいしか能がないじいじでは 耳が痛かった
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コメント
おばさま
月の光をあびて、ルルルル、、と啼くコオロギはなんだか懐かしい思い出を呼び起こすような気がします。
ただなんだかが、何だったのか思い浮かばないんです。
生物部なんてのがあったんですね。
子供のころは、花にも虫にも興味がなくて、ただ食べられるものにしか、、と言う時代でした。
おかげで、野兎の通り道、岩魚の釣り方、蛇の捕まえ方が生物の勉強でしたが、先生はいませんでした。
こんなこと書いて、ちょっと興ざめですか。
投稿: オラケタル | 2010年9月22日 (水) 16時39分
コオロギが鳴きはじめましたか。
ニラの花も撮影が良いと、おばさんのとは

全然ちがいますね。同じようにカマキリ発見。
しばらくして水道の近くにいたの。
長いひも状のものが・・・
もしかして、ハリガネムシ
高校時代は生物部だったのに・・・・
忘れていますね
投稿: おばさん | 2010年9月21日 (火) 21時35分