花は綺麗なのに(竜爪山)
シモバシラの綺麗な花も、冬になると茎の水分が凍って弾けた姿が印象的なため、、、下の凍った写真は一昨年の冬に写したもの。
今日は体育の日。自分の町内でも近所の高校の体育館をかりてうんどうかいをするそうだ。しかし、こんな天気の良い日に室内競技でもあるまい、と、近場の竜爪山周りで遊んでくることにした。
春先に、十月半ばにあの辺りで「センブリの花が咲くのだが、乱獲でどうなっているやら、、」と言う話も聞いていたのが、言ってみようと思ったきっかけのひとつだった。
向かってみると、下の駐車場は朝早く来たらしい車であふれ返っており、非常識なおばさんが道の真ん中に車を止めて山登りの支度をしている。あんまりなので叱りつけたが蛙の面に何とやらで応えていない様子。
そこを通り過ぎて、車を広い場所に止めて歩き出す。おばさんを叱りつけた余韻がまだ残っており、いつものペースが乱され、つい足早になってしまう。
こんな日に来るではなかった。と思いながらも、目はきょろきょろと動かすもののついに草さえも見つからず、、、
仕方なく、頂上を目指す。
穂積神社から登り出してすぐのところに「関屋の秋の丁子」が薄青い花をひと塊になって咲かせていた。
通りかかった人が、「綺麗な花ですね。なんと言う名前ですか?」と聞く「セキヤノアキノチョウジです」「セキヤノ、、、難しい名前で覚えられませんね」
花の格好が丁に見えませんか、丁子で覚えておいたら、、、」と説明。
そのすぐ後に、霜柱の花。この花は冬になると枯れた茎に水分があって、それが凍りついてはじける姿からつけられた名前で、花そのものは結構綺麗なのに無視されている。
そんなこんなで花を写しながら登れば、東の空には墨で塗りつぶしたような富士山が、雲をまといつかせて端麗な姿を見せていたが、頂上のテーブル付きベンチは全てがふさがっており、むかし娘のうるさいこと、、早々に下山した。
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コメント
おばさま
シモバシラの霜柱は十二月の末から一月にかけて田貫湖の近辺でもよく見られます。
よく冷えた日の午前中にでも出かければ、下の写真のような草?を見ることが出来ます。
センブリも以前は何処にでも咲いていましたが、根こそぎ掘るため最近は見ることが出来なくなりました。
竜爪山のセンブリは、青の濃い色だと聞いたので、注意深くいわれた場所を探しましたが、、、、
投稿: オラケタル | 2010年10月12日 (火) 21時50分
シモバシラノハナ・・・へぇ~
珍しい名の花ですね。
センブリ・・これは朝霧高原に、採りに行きます。
違う。行ったことがあります。
胃くすりなんて言って、煎じて服用。
もう そんな季節になったんですね。
投稿: おばさん | 2010年10月11日 (月) 23時49分