迫力に圧倒される
昨夜、富士山は降った雪で富士山は五合目まで白く化粧をし見送ってくれるなか、山梨県を通過、野辺山に向かう。
標高1,300m余の峠は日本海側と太平洋の分水点であり、間近に八ヶ岳を眺める絶好の場所であるが、ここからの眺めは少し白くなっているだけでそんなに深い雪化粧はしていない。
休憩で立ち寄った市場では、足元に霰状の雪が日影に残っているだけ、、、、これから降る冬場の難所がそうでないことを示していた。
時期が早いとはいえ以前、この峠からの降りは、道が右に左にと曲がりくねっている上、山側から染み出た水や除雪した雪からの水が凍っていて、冬場には通りたくない道の一つであった。
今夜泊まる予定の立科町に着くと、あちこちで少しだが持って行けと言う林檎があり、いつも買っている農家には注文を受けていた贈答用といわれる上質の林檎を送ってもらうよう手配する。
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その後、新米の手配をしたが、時間が余ったのでこの町の名所「神代杉」を見に行ってくる。
立科町から白樺湖に向かう道の脇にあって、時折通ってことのある道筋だが、いつもは横目で眺めているだけの場所である。
この杉は、目通り10 m、高さは39 mと傍の立て札に書かれ、樹齢は1,500年と言われているが、以前に雷の被害にあったとかで、幹も枝も途中で切られ、焦げ後も見える無残な姿をしている。
しかし、これだけの被害を受けながら焼け残った杉皮の部分に旺盛な生命威力があり、脇に突き出た枝葉青々としていて、裸になった部分との調和が一種凄み迫力で圧倒されるものがある。
この神代杉のある場所は、現在 蓼科神社と言われるやしろの参道にあって、蓼科山の頂上にある奥宮に対する里宮だそうで、蓼科山の頂上からもこの杉が見えたとか、、、、
隣にある、光徳寺とは見た限りでは境界線も定かでないと言うことは、江戸時代、神仏混交の頃は併せて一つのやしろだったのではないかと想像してきた。
小さな川を挟んで、対岸には芦田城址もありこれからも二度三度と来て見たいところとなった。
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ちなみに、樹木の「目通り」とは人の目の高さの周囲と言う意味
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コメント
こんばんわ
お帰りなさい♪
題名通り『迫力に圧倒される』です。
凄い!!
八ヶ岳といい畑といい迫力あります!!
そして神代杉。。雷で無残な姿だとはいえ素晴らしい
生きざま見るようで頑張ってますね♪
「目通り」そういう事なんですネ!!
神仏混交この事にも凄く興味あります。
芦田城址見てみたいです。
続き楽しみに・・・
まずはご無事で何よりです(微笑)
投稿: ピカッとサリー | 2010年11月20日 (土) 00時36分
ピカッとサリーさん
19日林檎と米ほかを満載して買出しから帰ってきました。
2~3日は続くと思いますので懲りずにどうぞ。
投稿: オラケタル | 2010年11月19日 (金) 22時34分
おばさま
林檎は寒い気候が好きな植物だそうで、いま長野辺りでは栽培できなくなるときが来るのではないかと言われています。
暖かいところの果樹、蜜柑が新潟辺りでも栽培されているようで、これも温暖化らしいですよ。
投稿: オラケタル | 2010年11月19日 (金) 22時32分
こんばんわ
今は長野でリンゴ狩りですかぁ~^^
お帰り楽しみにしています。
気をつけて出かけられ!
元気な便り待っています♪
また訪問させていただきます☆彡
投稿: ピカッとサリー | 2010年11月17日 (水) 22時21分
我が家の庭にもりんご5本あったんですが、
。
、
最初の年コンテ5箱収穫
その後は、実はつけるのですが
落ちてしまい
とうとう昨年枯れてしまいました。
お気をつけていってらしゃいませ
投稿: おばさん | 2010年11月16日 (火) 23時26分