真っ白な稜線を見て
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女性陣にとって、温泉に浸かり上げ膳据え膳は日ごろの疲れ休みになるのかもしれないが、よく分からない他国?の道路で神経を使い、日ごと変わる床にかなり疲れて、昨日は一日グダグダと過ごしてしまった。
十八日の日の出は珍しい光景を目にした。
落葉松林から昇る少し前、青い空に落葉松のシルエットが光り輝いて縁取られている。気象学的にどういう現象なのかは知らないが、初めて見る光景なのか、気がつかなかっただけなのか、、、
多分、空の明るさが目で見たより暗かったためではないかと思うが、気象的な名前を知りたいと思っている。
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空は快晴雲ひとつ視界には入らない中、北アルプスの真っ白な稜線を遠望したので、帰り道を急遽変更して美ヶ原に上ってみようということになった。
自動車には、買出しの荷物が満載してあり、車はスタッドレスタイヤを履いているとは言うものの道路状況は分からない。
それでも、白い峰々は呼んでいるとばかり、武石から美ヶ原にむかう道路を登り始める。
途中何箇所も路面が白く凍り付いている道も、ゆっくり運転で進む、こういう場所で一番怖いのは降ってくる対向車。滑り出せば操車不能になるからである、、、しかし、幸いなことにすれ違った車は三台で全て地元車。
ようやく、美ヶ原美術館近くの駐車場に入れて、五竜岳から白馬を遠望する。気温は0度前後ながら風もなく、暖かい感じさえするのは気分が高揚しているためだろうか。
そのあと、美ヶ原牧場入り口の駐車場に車を進める。ここの駐車場では八ヶ岳に寄り添う富士山も見えた。
折角天気の良い日にここまできたのだからと、足弱の連れ合いに美しの塔まで行かないかと誘い、出かけてみる。
放牧の牛も今では下に降り、がらんとした枯れ草ばかりの高原。山本小屋も積雪期を前にして準備をしているらしく焚き火の煙が流れている。
道すがら右手に穂高から白馬三山を経て日本海に落ちる朝日岳までが望め、左手には蓼科山から八が岳、富士山、南アルプスの一部が見える。そんなところをのんびりゆっくりと美し塔まで20分、少し休んで引き返す。
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帰りは和田峠を経由して岡谷インターに、、、、途中、道路わきで食事中のカモシカに出会う。
一本角のカモシカ君、人なれしているのか近くでカメラを構えても動じることなく此方をチラッと見るだけで食べるのをやめようとしない。
これで、餌でも請求されたら奈良の鹿状態になってしまう。果たしてこれでいいのかと言う気になって憮然として撮影をやめる。
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コメント
ピカッとサリーさん
不思議ですね。どう見ても落葉松の影のはずですが、それが光り輝くと言うのは、、誰か教えて欲しいものです。
カモシカですが、片方の角が付け根からないんです。
年を取ったせいか、何かに突き当たったのか。
いずれにしろ、鹿ではなく牛の仲間ですから角が生え変わることが無いはずなのですが、、、
投稿: オラケタル | 2010年11月21日 (日) 22時21分
こんばんわ
綺麗ですねぇ~^^
ナンの現象かは知りませんが・・・
印象に残るステキな光のプレゼント♪いただきました。
うふふふふ
真っ白な稜線二重に映ってるように見えます。
カモシカ君餌さがしでプライドもなくして!!
餌ほしさなんでしょうかぁ~??
でも自然っていいですネ♪
改めて思いますよ~☆彡
投稿: ピカッとサリー | 2010年11月21日 (日) 20時17分