食堂は今日も繁盛
空一面に雲がかかり太陽の存在が分かるものの終日薄暗い感じのするいちにちだった。
静岡から見る笠雲の富士山は、雪のため灰色にしか見えず、同じような色の雲を背景にして、墨絵を見るように霞んで見える。
麻機まわりの木々もほとんど木の葉を落とし、ピラカンサス食堂にはヒヨドリや鳩に混じって、トラツグミも食事に来ていた。
これらの野鳥に比べて二周りは小さい雀は寄り付けず遠巻きにして先客が腹いっぱいになるのを待っているかのように離れた木の枝で待機している。
そして、無粋な人間がこの食堂の下に近づくと、ヒヨドリが逃げ続いて鳩が逃げ出したがツグミは木の中心に移動しただけで静かに留っている。
海を越えた大陸からの長旅で体力を消耗して、何杯でもお変わりをしていたいのだろうか、目はこちらに向けたまま微動だにしないのは警戒してのことか、隠れている積りか。
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